昨日、パートの同僚が家の前で怪我したカラスを発見したそうだ。

足は折れてしまい、恐らくもう飛べることはないと感じたそうだ。このまま衰弱して死ぬのかなぁと思いつつ、しばらく様子を見ていると2、3羽のカラスが近づいてきた。

ケガしたカラスに藁を敷き、餌を食べさせてあげ、なんと介抱してたのこと。

何より道は危ないので安全な場所に仲間と移動して、そのカラスの相方が一生懸命助けようとしていたとのこと。

普段、私はカラスは大の苦手なのだが、とても健気で賢い鳥なのだと知った。

「カラスは雑食で、もしかしたら仲間を食べるかもと心配したけど、とんでもなかったわ。仲間意識は強く、やはり共食いなんて絶対しない賢さを持っていた」と話してくれた。

しかし、カラスも移動した場所が悪かったらしい。その場所は近所でも有名なキレやすい問題のある男の家だった。(しかも市役所職員らしい)

玄関の前に藁を敷いたカラスが介抱してた姿を見て斧を持って威嚇して敷地から出したそうだ。

確かに家の前にいたら嫌だけど、弱っているカラスに斧ってあせる

「なんかさ、人間の方がよっぽど怖いな。」と同僚は言った。

今日は雨が降っている。雨にあたると体温は下がる。同僚は、「この雨でもしかしたら死んでしまうかもな。」と少し悲しそうだった。