モーさんは口数は少ないけど、わかりやすい人でもあります。

会社で何か良いことがあると、ネクタイやらスーツやら靴を買うんです。普段は滅多に買わないのに

お正月休みの時も突然「こんな靴、笑われそうだな。買おうかな」なんてボヤくから「なんかあった??」と聞きました。

そしたら、黙ってしまってしばらく無言の時間。慣れっこなので、彼が話し出すまでこっちも気長に待つんですけど。

そしたら、ボソッと「昇進した。嬉しくないけど」と。

あー、絶対嬉しいんだなと思いましたね。ただ、私もこういう所が面白くて、わざとめいいっぱい褒めてあげました。

「良かったね〜。頑張ってたもんね〜。凄い凄い!!おめでとう!!」と必要以上に褒めたら何故か拗ねました。

「もう、いいよ。本当に凄くないんだ。出世は遅い方だ」と言うので更に褒めてやりました。

「スピードなんて人それぞれだし、地道にやってきただけ凄いんじゃない??私は尊敬するよ」と言ったら何故か「もう、靴は買わない」と黙ってしまいました。

永遠の反抗期みたいな性格のモーさんなので、素直になれないのが面白いです。こじらせたなぁ〜、屈折してるなぁ〜ってくらい面倒な人です。

まあ、そういうところ嫁として嫌いじゃないです