西加奈子さんの「i」と萩原規子さんの「レッドデータガール」を読みました。
 
西加奈子さんの作品は初めてでした。なんか凄く面白いわけでもないけど、不思議と読んでしまう不思議な作品です。
 
主人公は、シリア人でアメリカ人と日本人の夫婦の養子になり何不自由なく育っている女の子。
 
「私だけこんなに幸せで良いのだろうか」と葛藤し、なぜ私は災害や戦争に巻き込まれなかったんだろう。もしかしたら、養子でなかったら私がこんな状況かもしれないと悩んでいる10代特有のモヤモヤ感の話です。
 
葛藤している割には、特になにもせず大学院までいき、途中素敵な殿方と出会い、就職することもないまま休学し結婚するお嬢様なんですけど笑。でも、たいていの人ってこんなもんだよねと思い読みました。心は痛めているけど、なにか助けたいとか実際に動いている人なんて少ないし。私だって、そういう中の1人だし。
 
正直、主人公に5割共感して、あとは「・・・」な部分もあったけど多分本って自分とは違う志向の人の考えを知るのも大きいから「こういう考えもあるんだな」と思ってよみました。
 
「レッドデータガール」は、結婚した当初にシリーズものとして読んでたんですが、最近シリーズ最終章を借りて物語をすっかりど忘れしてたんで復習してます。ハリーポッターと同じパターンや・・・笑い泣き
 
まあ、これは完全にファンタジーなので気軽に読めます。映画でいったら、大衆映画。最初の本は社会派映画みたいな感じですかね。子育て中の本はありえないくらい読むのが遅くて、「きー」ってなりますが、仕方ないっす笑。深夜や娘が玩具に夢中な時間に少しずつ読み進めていくしかないね。
 
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ちなみに娘が借りてきた本で、やはりアンパンマンは絶大な人気です。

 

ほかにも本があるのにこれしか持ってこないチーン

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ちなみにモーさんが「チーズだけなんで話せないんだ??カバオ君やウサコちゃんは同じ動物なのに普通に話してじゃん。設定がよくわからん」とボソボソ言っていて笑えました。
 
旦那の視点は、時々面白いです。