近所に長年付き合いがある私の同級生とその両親がいる。
特に私の両親とそのご夫婦は仲良しで時々飲んでいる仲。
3人子供がいて、長女は頭も良く、芸術性に優れている。
次男は、顔立ちも良く秀才で有名な飛行機会社のパイロット。
が…、私の同級生の真ん中だけめっちゃ頭が悪い。学力という意味でね

私といい勝負

周りからの評価も全然違って正直、出来る姉ちゃんと弟に挟まれて、大変なやなぁと思っていた。
私だったら、卑屈になりそうだけど、同級生の男の子はどれだけ人にバカにされても、ニコニコ笑っている子だった。
そういう彼を見て時々イライラしていた。
「あんたバカにされてるんやで!!気がつけよ!」と心の中で何度思ったことか…。
しかし、大人になり、ある意味この子が1番賢い人だったんだなと気がつく。
あれだけ優秀な兄弟の中で1番幸せを手に入れてるのは私の同級生。
姉ちゃんは、人生迷い中でアメリカへ放浪の旅に行ったし、弟は気の強いハーフ妻に愛想がつきて、別居中。
私の同級生は、普通のサラリーマンで奥さんに尻しかれまくりだけど日々笑って過ごしている。
思うに私の同級生は、人より幸せを感じる沸点が低い。小さなことでも「幸せ」と思える人とそうでない人は、人生の楽しみ方が全然違う。
どんなにお金をもっていても、まだ足りないと思う人はいるし、いつも人を妬む人は上ばかりみて、不平不満しか言わない。
このブログをやっていて、時々変な人からコメントがくる。
「リア充羨ましいです。私は不幸です。」など。
正直、リア充を知らなかったし、なんのこと??と思っていたが、ネット以外の現実社会で毎日が充実してる人をリア充と言うらしい。
確かに私は不幸ではないと思う。
しかし、こういう事を書く人は、どんな生活をしてても「幸せ」を感じる沸点が高いので幸せを感じにくいのかもしれない。
私の同級生のように周りと比べず、常に楽しむ心と感謝する力があれば、「リア充」の日々を誰だって過ごせるんじゃないかと思うこの頃。