「明日の会議で事と次第によっては、辞めるって言うかもしれない」と一昨日の夜に話してきた旦那さん。

普通に話していたが、目は何か怒っているようだった。

この会議は「ヒアリング」と呼ばれ「ノルマを達成してない人が本社で呼び出され怒られる」というもの。

これには、段階があり責任がある人ほど厳しくなる。

旦那さんは、営業職に異動されて7年ほど。副店長なので、1番ノルマも責任も重い。

営業職は、整備士で入社しても必ずしなければいけない業務。

ここで振り落とされたものは、部品化、仮装センター、再び整備士戻るものと様々…。まあ、出世レースから外れる事を意味する訳。

私も元この業界にいたので、なかなかのドロドロした世界。

どの職業もそうだが、ここから上にいけるものは店長クラスなのでごくわずか。

しかも、給料は下がるという最悪な出世なんですな

さすがブラック企業

もともと、口下手な職人気質の旦那さんが7年も営業職を続けていることに私としては「辛いなら整備士に戻ってもいいよ。給料が下がっても」と話していて。

しかし…、旦那さんはそれは絶対に嫌らしい。

プライドが高く、下に見られるのが大嫌いな旦那さんは「そんなことなら、辞める」と言う。

再就職は、歳を取ると厳しいから本音は嫌だけど、彼の辛さは彼にしかわからないので「辞めるな」とは言えない。

精神を病まれた方が怖いし。

仕事の話を滅多にしない旦那さんなので「こりゃ、思ったより深刻かも」とある程度覚悟してここ数日過ごしてきたんですよね。

もし退職したら、早めに働きに行かなきゃいけないかなぁとか真剣に考えました。

今のお給料は、そこそこ頂いてるけど週1しか休めないし(休日出勤なんて当たり前だし)、夜は遅いし、たぶん時給に換算したら400円くらい。

ずっと仕事なのでほぼ母子家庭な我が家です。

しかし、結局現状維持で辞めずに帰ってきた旦那。

生活の為に耐えたって事だろう。

なんだか申し訳ないなぁと昨日改めて思ってしまいました。

仕事しているお父さんは、毎日こんな風に頑張っているんだよね。

改めて旦那さんに感謝した日でした。