田舎特有の地域の繋がりが面倒と思ってた人間だったけど、最近は考えが少し変わりました。

同じアパートの世帯で子供がいる家庭同士、色々話す事も多くなり、

「大きくなりましたね」

「今日は卒園式なんですか??」

「しっかり歩けるようになりましたね」

深くは話さないが、このような挨拶程度の会話をするようになりました。

特に、私が里帰り出産から帰ってきた時は、近所の人から「おめでとう。実家から帰ってこられたんですね」と話しかけられてビックリしました。

どうやら、妊娠してた時から近所の人は「いつかな~??」と噂していたらしいんですね。

しかも帰ってきたのがわかった理由は、洗濯物。

旦那さんは、1人の時は夜中に洗濯物を回すので外に干すことはほとんどない。

私が帰ってきて、洗濯物を干してあるのを見て「帰ってきたのね」と気がついたらしいんです。

なるほどねそういうので家庭の状況ってバレるのね


先日、私たちの上に住んでいるお婆さんに話しかけられました。

「最近、外からお宅の子供の笑い声が聞こえてきて、大きくなったなぁと家族と話してたんですよ。産まれた時は、泣き声がよく聞こえてたけど、だいぶ泣かなくなりましたね。成長ですね」と言われ失礼ながら「この人、上の階の人だったんだ」と驚きました。

同じアパートの住人とはわかってたんですけどね。

小さい子供がいる世帯は、家族構成を自然と覚えるけどそれ以外は曖昧ってことに今更気がついて…。

小さい子がいると、やはり見守ると言ったら変ですけど、注意はしますよね。

車の運転とか、危ない目にあってないかとか。

近所の人が無意識に「守らなきゃいけない存在」と思ってるってことでしょうね。

都会では近所付き合いが薄くなったというけれど、地域全体で子供を育てる田舎特有の雰囲気は悪くないよなと思っているこの頃です。