最近の娘は、声をあげてケラケラ笑ったり、突然顔を真っ赤にして怒りだしたり…。いろんな表情が見れて日々進化って感じです。
さて昨日、図書館で借りてきた本に興味深い内容が書いてありました。
特に気に入った所だけ紹介しますね。
産業革命後のヨーロッパでは、捨て子が多く、当時の王様は修道院で育てられた孤児にある実験をしたそうです。
修道士にマスクをさせて、赤ちゃんが目を見ても一切目を見ていけない、笑っても笑いかけてはいけない、語りかけない、ふれあいは一切しないで赤ちゃんを育てる実験をしたそうです。
その後、どうなったか?
赤ちゃんは、みんな死んでしまったそうです。
その王様は、何の接触もない赤ちゃんが最初に発する言葉を実験したかったそうですが、結果は悲惨なものだったとのこと。
なんて残酷な実験をするんだと背筋が凍りましたが、実は似たような実験が他にもあるようで、赤ちゃんはミルクを与えるだけでは育たないということがわかったそうです。
お母さんとのコミュニケーションがなければ、赤ちゃんは心も体も健康に育たない。
赤ちゃんとお母さんの関係を「母子相互作用」と呼ぶそうです。
だから、小さいうちから躾と厳しく育てるのではなく、子供が甘えられる環境を整えてあげることが大事と書いてありました。
赤ちゃんの添い寝や抱っこは本当に重要なものだそうです。
十分に親に甘えることができた子供は、その満足が「自分は愛されている」という自己肯定感を生み、それが自信と自立につながっていくそうです。
学習能力も自己肯定、自信、自立がなければ十分には伸びないとのこと。
私にも少し言えることですが、最近の若い人の傾向として「言われたことはするが、自分で行動して考えることができない」という子が多いそうです。
こういう人は、勉強ができても本当に自立してない人と書かれており、なんだか痛い所を突かれた気分になりました。
まあ、私の場合勉強もイマイチでしたが

自分に自信が持てない、自分のことをあまり好きではないお母さんにまともな子供が育つはずないよなぁと考えてしまいました。
やはり、読書は世界が広がりますね。
目からウロコと言った内容でとても面白かったです。
日々娘と共に勉強しながら、自分を大切にしつつ、娘を愛情一杯育ててあげたいと改めて思いました。