旦那は、なかなかのブラック企業で働いている。私も働いていたのでわかるのだが、パワハラ、休日出勤、ノーギャラ残業当たり前。

20名近くいた旦那の同期で残ったのは、旦那を含めて4名である。

昔は、定休日もなかったらしいので(労基に入られて作ったらしい)まさしく365日働けますか!?状態だった。

車会社なので土日は仕事だし、家族と過ごしたい人にとっては辛い職場だろう。

さて過酷な労働環境で残った4名。不思議なことに、全員とは言わないがどこかヤンキー気質な人が残っている。


もう、肝が座っているというか、体育会系というか。私が働いていた時の店長は、地元では有名な元暴走族だった。

この職場環境で旦那は、よく残ったなぁと感心するが、考えてみれば旦那も元ヤンキーだった。(旦那は、否定してますが)

「舐められたら終わりやからな」は、旦那の口癖。(どんな生き方してきたんだか…)

私の友達は旦那話し方が怖いらしい。佐賀弁が強いし、今時の若い男の子みたいに女性に優しく話すことはない。
根は優しいが、やっぱり口が良くないことは私も認める(・_・;

そんな旦那も20年近く働いているので会社ではなかなかのベテラン。

しかも入社してくる子は、ゆとり世代。旦那も口が悪いことは自覚しているので、優しく教えようと努力はするらしいがストレスが溜まるようだ。

無理して優しくしようとするのが余計怖さを倍増させてるのに気がつきてないあせる

パソコンのネット検索に「ゆとり世代の付き合い方」というワードが出てきて、旦那の変な生真面目な性格に笑ってしまった。

旦那もゆとり世代と意識しすぎじゃないかと思う。ゆとり世代でも会社に残る子はいるし、学生時代より社会人になって成長することが遥かに多い。旦那が脱ゆとりを教えてあげればいいことだ。

怖い人って必要な存在だと思う。

どんなブラック企業でも旦那が20年以上勤めた会社に愛着があることを私は知っている。20年近くも働くと良くも悪くも会社の方針に馴染んでしまって、旦那もすっかりブラック体質に(笑)むしろブラック企業という認識がなく、これが当たり前になってしまっている。(結果が出てないのに残業代なんてつけれるかみたいな…)

妻の私は、旦那が元気でお金を稼いでくれれば休日出勤だろうが、育児に非協力だろうが構わないのであるが彼の部下になる子は大変だろうなとたまに思う。