大学生になった息子。
今年から一人暮らしを始めた。
こんな騒ぎになるとは思ってもみない、
去年の暮れから準備して、
初めての一人暮らしなので最初は掃除に行ってあげようだとか、やりくりも話し合って覚えてもらい、いろいろをゆっくりやっていく、、はずだった。
しかし、コロナウィルスが流行り、緊急事態宣言が出る前からあまり外出はしない方がいいだろという感じだったので、いきなり息子は引っ越しだけを3月にセーフで終わらせて本当に頑張って初めての一人暮らしをすることになった。
買い物に行けないだろうと、
引っ越しを手伝って冷蔵庫が使えるようになった日に沢山食糧を買った。
レトルト、米、飲料。
品薄になったものばかりをまぁ2か月分ほど買いまして、ニュースで品薄だとやっていたので申し訳ないと思ったけど、
こういう場合仕方ないよね、しかも休校で子供が留守番になればレトルトや冷食がなくなるのは仕方ないよねと思った。
それ以来、息子には会いに行けず、
心配したが、、
案外彼は一人暮らしを楽しくやっていた。
初めての自分だけの部屋を満喫していた。
しかも、学校は休校、好きなだけ家で自由に過ごしていいなんていう素晴らしい時間を彼には与えられた。
しかし、やがては学校もオンラインではあるが始まり、教科書を買うだとか、自分だけではままならないことも出てきた5月後半。
私も仕事上、なかなか息子のもとへ行けず、
やっと様子を見に行けたのは6月の中旬。
まぁ、、、なんて汚い、、部屋だ。
男子初めての一人暮らしなんだし、
私がちゃんと教えないのが悪かった。
料理だけは好きでするものだから、
台所が見るも無残に汚くて。。
そこでまた気にせずこの人は
料理を繰り返すのだろうが。
汚いって母親だから言うけど、
きっと自分しかいないなら気にならないくらいの汚れ方なんだろう。
とにかく、翌日に疲れが残るほどに大掃除をしてご飯を食べさせ、洗濯をして、帰宅した。
もう、しばらく行きたくない。。
でも、しばらく行かないとまた汚いんだろうな。
彼曰く、
掃除するときは綺麗にしている。
たまたま、全くしてない時に母さんが来ただけだ。
だそうだ。
その言葉を信じよう。
ただ、あまりにも息子からの連絡はない。
こちらから連絡しなければ一切ない。
呆気なく私の日常から息子という存在は
思い出のような存在に変わって行った。
心配したり、気になったりはもちろんする。
でも、いないし、連絡もない。
下手するとこちらの連絡さえ無視。
自立してるなぁと感心する。
まだ、今年の正月や引っ越すまでは毎日話しをしたり、一緒に美味しいものを食べに行ったりしていた子供に見えていた。
見えていただけなんだろう。
私がそう見ていたかっただけ。
まぁ、一人暮らしが辛いとか
学校を辞めたいとか言うより
良かった。
淋しいような、楽になって嬉しいような、
一人息子の旅立ちっていろいろな気持ちに
なるものだ。
いろいろ綴ってしまいましたが、
何かすみません。
自分のためのブログなんて
勝手で申し訳ない。
でも、本当にそうなので。
思いは人それぞれ。
桜 歩美