久しぶりの更新です。
8月に見た映画です。
「最後の瞽女小林ハルさんの半生を描いた映画です。」
映画『瞽女GOZE』公式サイト
ある番組で人間国宝小林ハルさんのことを知って以来
いつか、誰か映画化してくれないかなあ
されたなら観たいと思ってました。
願えば叶うで・・・
そうです、私の願いが天に届いたのか
瀧澤正治 監督が映画にしてくれました。
瀧澤さんもある番組で小林ハルさんのことを知って
映画にしたいと思われたそうで
映画化するのに資金がなかなか集まらなかったので
17年かかったそうです。
監督は若いときのハルさんに会いたかったって
言ってました。
瞽女さんの半生を描いた映画は
テーマとしては地味だと思いますが
でも、「瞽女GOZE」はいい映画だと思いました。
まずキャスティングが良かったです。
子役の川北のんちゃん、吉本実憂さん
母役の中島ひろ子さん(鬼気迫る熱演)
脇役がベテランばかりで重厚でした。
大画面に映る新潟の四季折々の美しい景色
心に沁みる瞽女唄と三味線の音
映画ならではです。
それにしても小林ハルさんの半生は壮絶でした。
瞽女からいじめられたり暴行されたりで
まるで生き地獄
でも、やさしい瞽女さんもいたのでそれが救いかな。
ホント、根性の悪い瞽女さんといたら地獄。
いい人と歩いたら祭り
悪い人と歩いたら修行
ハルさんの言葉です。
(地獄と言わずに修行と言う優しいハルさん)
人を妬まず、恨まず
ただひたすら耐えて耐えて
生き抜いた人生でした。
劇中、盲目の幼いハルに針に糸を通せと
出来なきゃ、飯抜きだと
鬼のように厳しく激しくあたる母
(えっ、目が見えないのにどうやって通すんだ?って
無理なんじゃないのって思いましたが・・・)
このシーンは印象深いです。
(これが伏線となっていて・・・終盤、心震えますよ)
厳しい母の躾と愛が
ハルに強く生き抜く力と不屈の精神を
与えたんだと思いますね。
監督の17年分の思いが詰まった映画
「瞽女GOZE」
瀧澤正治 監督、ありがとうございました。