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先日、ばぁばが鼻にできた皮膚がんの手術をしてきました。早期発見でガン細胞を切り取ります。顔の場合、多くは美容整形のクリニックで手術します。皮膚の定期健診に行かず放っておけばメラノーマという最悪なガン細胞に発展します。


それほど日差しの強いオーストラリアですが、海が生活の一部になっていることも大きく関わっていると思います。70年代、80年代くらいまでは日焼け止めを2〜3時間おきに塗るという習慣は浸透しておらず、最悪なことにベビーオイルを塗って日焼けすることが流行っていたそうです。そのような人たちが歳をとり皮膚ガンを発症しているのが現状です。

そういった教訓もあり、オーストラリア政府が日焼け止めの推進を厳しくしています。以前は薬事法でSPF30までの日焼け止めしか売ってはならないと決まっていましたが、久しぶりにオーストラリアに来てみてSPF50+が出ていました。



ただSPFの数値は皮膚を紫外線から守る時間を示すだけなので、SPF数値が上がっだからといって紫外線を防いでいる力が強くなったわけではありません。1日に一度だけSPF50を塗ったとしてもあまり意味がないと言われています。

日焼け止めは汗や水で流れ落ちてしまうためどんなに数値が高くても2〜3時間おきに塗るのが効果的だからです。

有害な紫外線を防ぐ数値はPA+++のプラスの数で表示されていますが、オーストラリアの日焼け止めにはこのPA値が表記されていません。PA値は日本独自の表記なので国際的表記ではありません。

数値が高ければ高いほど皮膚への負担は高くなるので、肌に優しいものを細めに塗る!これが最善の対策だと思います。


オーストラリアの日焼け止めは紫外線を跳ね返すタイプなのでベトベトしています。
学校では
“No sun cream, No play” 
(日焼け止めなしでは、外遊びはなし)
“No hat, No play”
(帽子なしでは、外遊びなし)
“Stay in the shade”
(日陰で過ごしましょう)
などが合言葉になっています。

ただ太陽の光に当たることで、人間の身体に大切なビタミンDが生成されるため、適度に太陽の光を浴びることも忘れてはなりません。

via Simply Australia
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