
Mr.Children『ロードムービー』は
その歌詞の中で…バイクを走らせながら歌われている…
「幸福なあの歌」そのもののような軽快なメロディ-で(^^)僕もよく口ずさんでしまいますo(^o^)o

でも、歌詞に描かれている情景は、夜、街灯が闇を照らすだけの道路…暗く寂しい景色です(≧∀≦)
2コーラス目に入ると
「泣きながら君が見てた夢」が登場し…その夢の景色は・・・
「カラスが飛び交う空に」
「モノクロの輝く虹」…
…って、真っ黒やんっ!(≧∀≦)

そして…
「誰も笑っていやしない」
「動物園」・・・

1コーラス目に出てくる「今も僕らに付きまとう幾つかの問題」の内容は、歌詞に明らかではないけれど…

こんな暗い夢にうなされるほど、「君」の心にずっしりと重くのし掛かっている「問題」なのだろうと…想像してしまう・・・
ずっと「問題」が「付きまと」って…日常に影を落とすような日々で、それでも前に進もうと踏ん張れる原動力って、何ですか?

それは、大切な人との幸福な記憶だと思うんです

「汗ばむ季節」
「君がふと見せてくれた」
「情熱」

今はただ寝ぼけて、バイクの後ろから「僕」の背中にしがみついているだけの「君」が
普段はのほほんと暮らしているだけに見える「君」が

「情熱」を見せたとき。
その記憶は、先の見えないモノクロの現在(いま)でも、鮮明に色を放ち、「僕」の心をぐっと支えているような気がします

だから「僕」は
「その優しい体温を」
「背中に」感じているのではなく
「背中に抱きしめ」ているのだと思うんです

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Mr.Children
『ロードムービー』
作詞作曲:桜井和寿
アルバム『Q』収録
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