雨の長居の映像が
フラッシュバックして止みません(≧∀≦)
今夜もまた…『STADIUM TOUR 2011』を観るとしようo(^o^)o
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僕が高校生だった頃…
高校から先の、進路を決める段階で――
学校では進路指導の面談が何度かあったし
そこで得られる大学の情報、先生からのアドバイスに従って、進路を決めたに違いないんだけど
それでも、自分の進路をはっきり認識したのは、友達の前で、友達に向かって進む大学を打ち明けたときだったと思います

進路が定まることによって、もうひとつ決まるのは、友達との別れ

僕は男子校に通っていたんで
友達同士、別れを惜しむなんてことは、なんだかお互い気恥ずかしくて
最後のときも「さようなら」とは言った覚えもなく
ただ集まって、ゲラゲラ笑って
卒業記念に学校でもらった、厳かな印鑑を「なんなの!これ?」とか言い合いながら
それでもなんとなく御守(おまもり)のようにしまい込んで
明日もまた会うかのようにフツーに別れ…
そのまま
それぞれの道に進んだような気がします

Mr.Children『星になれたら』は、自分の選んだ道を進むために、「君」と過ごした街を旅立つ歌
歌の中の「僕」が選んだ道は、一歩踏み出すと同時に、その夢を話した「君」との別れを意味するもの

もしかしたらそれ以前に「君」とした夢の話は、冗談のように吹き飛んで終わっていたのかもしれないですね(^-^)
でも「僕」の胸の内では、夢を夢で終わらせることができなくて…

「こっそり出て行くよ」「だけど負け犬じゃない」
別れの覚悟は、旅立つ決断と同時にすでになされているから、湿っぽいセレモニーは避けたいっていう気持ち…でも必ず夢を叶えてやるという意地もそこに交錯して・・・

「さようなら 会えなくなるけどさみしくなんかないよ」
「そのうちきっと大きな声で笑える日がくるから」

旅立ちの日、通い慣れた道を振り返らずに歩き、「君」に向けた心の声を唱えながら
「君」と笑い合った終わらない夜、尽きない話、思わず孤独を打ち明けたあの日ことが、次々と胸に去来しているように感じられます

そして・・・

「僕」がまだ、おぼろげな夢をなんとなく抱えたまま、煮え切らずにいたときを知っている「君」なら
今は離れても、いつか「僕」が街に帰ってきたときに、
また一緒に大声で笑ってくれるだろうと信じられる――そんな真っ直ぐな想いが
「星になれたらいいな」なんて…希望に胸膨らみつつも不安のある旅立ちの足取りを
御守のように、懐で支えているのかもしれません
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Mr.Children
『星になれたら』
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿/寺岡呼人
アルバム『KIND OF LOVE』収録
ベストアルバム
『Mr.Children 1992-1995』収録
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※昨年の記事の再upデス

10年以上前にリリースされたベストアルバム、『Mr.Children 1992-1995』『Mr.Children 1996-2000』
再びオリコンランキング100位圏内にランクインしたようですね~
買い直す人、始めて聴く人・・・
う~ん…確かにうちのもボロボロになった気が…f(^_^)
