トヨタの上司は現場で何を伝えているのか。若松義人著より。

無理をせず、粘り強く。
人間は感情の動物であり、力で無理を押し付けると必ずどこかで反動がくる。時間がかかっても根気よく粘り強く理解と納得がを得ることだと言う。

権限や権力でやるのではない。考えたこと、さらにデータを示して、なぜやらないといけないかをキチンと説明する。

大半の理解を得るのに、協力を取り付けるのに、一年、二年とかかることもある。慣れたやり方を変えることの社内の抵抗があり、また、外部の協力もいる。権力だけで押し切るのに無理があり、粘り強い理解と納得以外ないのだ。

生産管理の神様、大野耐一氏は「無理をせず、粘り強く」とよく説いていたそうだ。

時間がかかる。コミュニケーションは回数がかかせない。

この話を読んで、今の仕事が遅々として進まない現状を受け入れることにした。もう少し粘り強く頑張りたいと思う。