1月23日(金)
前々から会社は休暇としていた。
いつものとおりスマホを握りしめながら、
早朝、ウトウトとしていたら、着信音がなった。
起きて!
雪、手伝って!
時刻は5:00ちょっと前
窓の外を見下ろすと、真白な世界の中で、
妻が雪と格闘していた。
津軽弁でいうところの
「すぐど、まがなって。」(すぐに着替えて)
雪かきに参戦すること2時間。
戦いは休戦となった。
そこから、車で新青森へ向かう。
渋滞を見越して早めに家を出た。
この日は、東京の町田宅で、
相撲を見ながら”ばけばけ”に挑戦することになっていた。
メンバーは、齋藤に松原を加えたフリーハンダーズの4人。
”ばけばけ”(泣いたり転んだり)に加えて、
スピッツの”ロビンソン”もやることにしていた。
新青森に到着したが、なんと駐車場が一杯で入れないと言われる。
エー!
周辺の駐車場も満車マーク。
どうしたものか!
ちなみに普段の倍の時間をかけて新青森に到達する渋滞。
よし、青森駅に戻って車を駐車場に入れて、
青森から、再度、新青森に来ることにしよう!
まあ、夕方までに東京に着ければいい!
県庁周辺の屋内駐車場に車を入れて、青森駅へ徒歩20分で到着。
駅員に「これから東京に向かいたい。」と伝えると
「奥羽線は運休してます。」
「新青森にどうやって行かれますか?」
今、駐車場に入れなくて新青森から来たことを告げると、
「そうですか、駐車場が・・・。」
「バスだと2時間くらいかかると思いますヨ。」
「あとはタクシーですが・・・。」
「ではいいです。」
「再度、新青森にたどり着いてから切符は買います。」
と言って、窓口を後にすると、
駅前のタクシー乗り場は、長蛇の列だった。
これはだめだ。
妻に新青森まで乗せてってもらおう。
いや、青い森鉄道で八戸まで行って、八戸から新幹線に乗る手もあるか。
(まずは検索っと!)と思ったら、
携帯の充電が切れていた。
「なんて日だ!」と本当に叫ぶ日があるなんて。
駐車場から車を出して自宅へ戻る。
調べると、青い森鉄道も運休だった。
軽い昼食を食べて、妻に新青森まで送ってもらったが、
13:16発の新幹線に間に合わなければ、
東京行は諦めようと思っていた。
券売機には長い列ができていた。
駅員に「間に合いますか?」と聞くと、
「発車5分前まで発売します。」
「まず、やってみることですね。」とのこと。
(微妙だな!)
メンバーにライン。
「ラストチャレンジ!」
「これに乗れなければ、今晩はオンラインで宴会に参加!」と発信。
町田から「エー!」とリターンが届く。
タッチパネルの扱いにもたつくお客さんに
少しイライラしながら順番を待つ。
そして自分の番がきた。
パネルを操作して、
クレジットカードを挿入し暗証番号を入力。
確認の時間が数秒流れると、
「カードのお取り扱いができません。」と機械が言う。
わりと周囲に聞こえるくらいの音量。
よく見たら、更新済みの古いカードを挿入していた。
気を取り直して、
新しいカードを挿入・・・。
(決済となった。)
微妙な時間を消費し、ホームへ向かう。
(あっそうだ!お土産、お土産!)
気になるリンゴを3ケース買って、
新幹線に乗ると発車2分前だった。
ちょうど相撲中継が終わるころに
町田宅に到着。
私的には、”ばけばけ”は失敗。
”ロビンソン”はファーストテイクの即興のハモリが心地よかった。
齋藤も松原も練習してきてくれた。
町田は、歌詞カードを人数分作ってくれた。
町田が買ってきてくれた国技館の焼き鳥が美味かった。
なにより、30数年前のフリーハンダーズのコンサートの音源を
町田が持っていて、みんなで聞き入ったが、
割と聞けるね!
いいじゃん!
と、今更ながらの皆の感想だった。
NINOMIYA嬢が夜な夜な聞いていたというのも頷けるか・・・。
実は、学生時代に所有していたものは、
楽器から身の回りの物まで全て新潟に置いてきたので、
かつての音を聞いたのは、
社会人になって初めてだった。
フリーハンダーズから1年後のクリスマスコンサートに
一人でステージに上がって、
自分では、「失敗したなぁ〜。」、「構成の川崎の顔に泥を塗ったなぁ〜。」
と秘かに反省していた音源もなぜか町田は持っていて。
これも聞いてみたら、
「へー俺って、こんなにギターの音出てたんだ。」
「まあまあ、歌えてるように聞こえるけどなぁ。」
などと思って聞いていた。
自分の評価と周囲の評価は、また、違うのかもしれない。
本当に楽しい時間を過ごした。
次回は両国で会おう!
と帰りの新幹線からラインをした。
散々な週末だったが、
実は、会社の大事な海外との取引が破棄となっていて、
自分的には大きな悩みを抱えていた。
(フィジーなんか嫌いだ―!)
ところが、新幹線の車中で取引先の社長から
「別ルートの取引が成功した。」
「週明けに入金できる。」とのラインが入って、
車中で一人でガッツポーズをしていた。
帰りも新青森・青森間は電車が止まっていたが、
「試しに!」と、覗いてみたバス停に、
偶然、自宅付近まで行くバスがいて、
これに飛び乗って、”ラッキー帰宅”ができた。
災害級の大雪の中の東京訪問は、
大変な苦労をしながらも
大切な友人との楽しい時間を得た、
ツイていないようで、
実はとってもツイていた2日間でした。
何より、何より。
by mino