スマホは人との関りを極力減らし自己完結を目指す、自分だけの世界に浸れるツール。言うなれば煩わしい有縁からの逃避、無縁への導きツールとも言える。ところが、人間の心とは面倒なもので、無縁への憧れと同時に世間の中に自己の存在を確認できる場所が欲しい。それが承認欲求だと自分は思う。
SNSでの発信は存在確認に最適、繋がりのない他人からの「いいね」で世間との縁を認識できる。過激なコメントもそう。相手の反応を見て無縁の寂しさを薄める。時に過激な「炎上」は、燻る寂しさのぶつかり合いの炎にも思える。過激な投稿と穏やかな性格とのギャップが言われる事も多い。寂しい自己の居場所確認、スマホツールの暗い一面だろう。
だからこそ、現実の人のつながりが大切。外に出て人のいる空間に身を置き、その空気を肌で感じる。何かしら会話で人を感じ自分の存在を意識する。人の縁、有縁を大切に感じる社会であって欲しい。