Netflix映画『スペースマン』


公開:2024年3月2日

制作国:アメリカ

上映時間:1時間48分

原題:『Spaceman』

ジャンル:SF・ヒューマンドラマ

年齢制限:16歳以上

監督:ヨハン・レンク

脚本:コルビー・デイ

原作:ヤロスラフ・カルファシュ「Spaceman of Bohemia」


【出演】


アダム・サンドラー /  キャリー・マリガン

ポール・ダノクナル・ネイヤー 

レナ・オリン / イザベラ・ロッセリーニ



【あらすじ】

本作の主人公は、地球外での単独任務に就いて6カ月となる宇宙飛行士ヤクブ。妻と離れ孤独な日々を過ごすヤクブは、夫婦関係が地球に戻る頃に終わりを迎えてしまうのではないかと不安に駆られる。

ある日、彼は船内に潜んでいた太古の謎の生物ハヌーシュと出会い、助けられながら夫婦間の問題に向き合っていく。


という話でした。


ここから先はネタバレもあるかもしれないので、読み進める方はご注意下さい! よろしくお願い致します🙏



さて。



どんなスペースファンタジーが出てくるかと思ったら、ゴリゴリのヒューマンドラマでした。これはやられましたね!(いい意味)



謎の存在ハヌーシュと会話をしていく中で、自分自身を見つめ直していく主人公ヤクブ。揺れ動きながら、妻に怒り、悲しみ、求め、愛するその姿に見応えがあります。なかなかにクズっぽいところも見えましたね!


そんなヒューマンドラマとしての見応えはあるのですが、メチャクチャ近代的な設定ではないので、SFとしての見る所はそんなに無かったような💦



あと少しだけ長さを感じました。大きい宇宙船ではないので、どうしても絵が単調になりがち。



宇宙生物?のハヌーシュがね…だんだん可愛く見えてくるんですよね不思議と…w 吹き替えは浪川大輔さんが担当してました。



SF映画として見ていくと、ラスト直前で色々察して、「ああそういう…」みたいな気持ちになります。


海外での評判はあまり高くないようですが、それはやっぱりSF映画(として売り出していた感じがする)の割に、SF要素が低かったから…ではないかと思ったりなんかしてまままま.…



ヒューマンドラマとして見れば、「愛するとはどういう事か?」というテーマを時間をかけてじっくり表現した、パートナーと一緒に観れる素晴らしい映画じゃないかなと思いました。