LOVELYZ in Winterland 4 で披露された2曲の新曲を紹介する。

 

コンサート本編の最後を飾った「닿으면, 너」は11月12日に発表されたファンソング。

November という英語のタイトルが付けられているが、歌詞の文脈を踏まえた上で日本語に訳すとしたら「辿り着けば、あなた」といったニュアンスだろうか。

 

 

コンサート開催の4日前に発表された曲ということでコンサート中盤の眞熊には「닿으면, 너 応援法」というコーナーが設けられ、BabySoulとオリビア・ミッセーによる解説と実践(予行演習)が行われた。

ちなみに、オリビア・ミッセーはミジュがカカオTV「ランウェイ2」に出演した際に自分でつけたニックネームである(笑)。

 

この歌のポイントは何といっても「」(あなた)という言葉に尽きる。

タイトルにも含まれているこの二人称は、너를の短縮形である「널」も合わせると曲中に何と20回も登場する。

 

내겐 뿐이잖아(私には あなただけだよ)

만 보고 있잖아(あなただけを 見ているよ)
아련하게 웃고 있는 (かすかに微笑んでいる あなた

 

と情熱的に畳み掛けてくるサビを聴いてもわかる通り、ここまでストレートかつ能動的な歌詞はLOVELYZとしては異例である。

だが、コロナ禍を乗り越えて今回こうやって再会できたことを祝福するファンソングとして、これほど相応しい曲はないだろう。

 

もう一つの新曲「Dear」は、今回のコンサートで初めて披露された。

 

昔と同じように어제처럼 굿나잇でコンサートを締め括ると見せかけておいて、この隠し玉をサプライズ披露するという展開は、まるで「어느 밤에 온 이 편지」(ある夜届いた この手紙)という歌詞の一節をそのまま具現化したかのようだった。

 

歌詞に沿って追憶を辿っていくと、やがて「마지막 페이지」(最後のページ)という言葉が待っている。

8人のメンバーがステージで歌っている光景があまりにも昔と変わっていなくて、永遠に続くような錯覚さえ覚えたコンサートの終焉。

そう捉えてしまうと悲しい曲となってしまうが、個人的にはコロナ禍の最中にグループが解体してしまったことに対するモヤモヤ感が、この曲によってようやく晴れた気がしている。

 

 


 

追記。

今回のコンサートは11月開催ということで、何だか「冬の国」らしくないなぁなどと呑気なことを言っていたら、コンサートの週末を挟んでソウル特別市では一気に10℃も気温が下がった。

冬の風物詩としての矜持を見せつけられた(?)気がして、何だか嬉しかった。

 

いよいよ二週間後に迫った日本公演「冬の国のLOVELYZ 4 IN JAPAN」。

果たして東京にも寒波をもたらすだろうか。

11月16日、蚕室学生体育館。

LOVELYZ in Winterland 4 初日の開演をステージ両袖で待ちわびる楽器群のシルエットが何とも頼もしく、そして懐かしい。

もはや二度と戻って来れないと思っていた「この場所」に居る実感を噛み締めた。

 

早速セットリストを紹介する。

 

全体を俯瞰してみると歴代の活動曲が一通り網羅されている一方で、アルバム収録曲に関しては2017年以降の楽曲、つまりキャリア後半の作品の割合が高いことが分かる。

特に1部後半から2部にかけての選曲にその傾向が顕著に現れている。

 

最も注目すべきはコンサート本編とアンコールステージのラストを飾った新曲二曲であるが、追って紹介していく。

 

今回の公演ではメインステージに加えて、回転昇降装置完備のセンターステージも設けられた。

どの曲がどのステージで披露されたか記載してみたが、例えば[16] Shining★Star は、センターステージから始まりつつ8人で星を作るエンディングのポーズはメインステージでキメたりしていて、要所を押さえた構成になっていたと思う。

 

ちなみに歴代の「冬の国」コンサートの中でセンターステージ有りの会場は、実は今回が初めてだったりする。

 

EP.2に続く。

まさかこのタイトルでブログを書く日が来るとは夢にも思っていなかった。

 

2021年11月をもって活動を停止したLOVELYZが、デビュー10周年コンサート「冬の国のLOVELYZ 4」で復活を遂げる。

2020年にオンラインで開催された「Deep Forest」から4年ぶり、さらに対面開催としては2019年夏の「Always 2」から5年ぶりとなる単独コンサートである。

11月16日・17日のソウル公演を皮切りに11月24日にはマカオ、12月1日には台湾でも公演が予定されていて、実質二週間の復活ということになる。

 

と言うことでソウル公演を一週間後に控えてこの記事を書いているわけだが、公演内容に関する情報が恐ろしいほど上がってきていない。

コンサート直前ともなるとメンバー達が(懐かしの)V LIVEで情報をいろいろとリークしてくれていた昔日が懐かしい。

 

一番気になるのは何といっても、昔のように生バンドが入るかどうかだ。

調べてみたら某メンバーがバンドと音合わせをしていると思しき写真をInstagramにリークしていたので、生バンドが入る可能性は高い。

 

あとは、歴代のコンサートで伝説を生んだ各メンバーのソロコーナーがあるかどうかも気になる。

昔はソロコーナーと言えばカバー曲が中心だったけど、今やほとんどのメンバーに「持ち曲」があるわけで、それらをまとめて聴けるとしたら極めて貴重である。

今回のコンサートが映像化されるとしても著作権の関係でソロ曲は収録されない可能性が高いので、実現したら貴重なステージになるだろう。

 

などと期待ばかり書いていたらつまらない提灯記事になってしまうので、チケッティングとか公式MDとか苦言も残しておきたいところだが、もう少し成り行きを見てからかな。

 

何はともあれ、4年前に買ったままクローゼットに仕舞い込んでいた「公式ペンライトポーチ」にもようやく出番がやってきた。

未来が全く見えないコロナ禍の真っ只中、品物代より高い送料を払ってまでしてこれを手に入れた君は間違っていなかったと、2020年の自分に言ってあげたい。

 

EP.1に続く。