お父さん側の祖父が亡くなりました。

1年前くらいから、物事を忘れだし、
2週間前には病院に入院し、
身体も弱っていたので覚悟はしていましたが、
それでもそういうのは突然訪れるものです。

88歳まで長生きしたと思います。

自治会の会長を務めたり、同窓会の幹事をしたり、数年前まではパコソンでエクセルを使い、ワードで文章を書き、取りまとめを行なったり、家系図をおこしたり、なんでもできるすごいおじいちゃんでした。


とても顔も広く、社交的で、毎日友人が家に訪れて、床の間でおしゃべりしていました。

なんでも集めるのが好きで、趣味が度を越し、新聞に取材されて記事になったり、気づけば展覧会を開いていました。あれは、びっくりしたな。

若い時は日本中を鹿児島から青森まで車で巡ったり。


私の家族でこんな人は他に存在せず、、、
唯一、似てるのは思い返せば、行動的で社交的なところは、私だけな気がします。


今はもう、ボケる前に自分で処分したらしいですが、
部屋には美術品の本が棚にずらっと並んでいたようです。
種類は違えど、私も芸術に関心があるのもおじいちゃん似な気がします。



自宅から遠かったので、会えるのは1年に1回程度でしたが、必ず毎年家族みんなで旅行に行きました。

今回お葬式の写真を選ぶのも、毎年いろいろなところに行った写真を見返していたら、思ったよりたくさんありました。


まだまだ実感は湧きませんが、最後に家族みんなで見送りたいと思います。



普段会ったことなかった親戚にも会えたりします。こんな時にしか集まれない親戚もいます。


人は死んでから、みんな集まって、
もう本人には会えないけれど。。。