
こんにちは、スタッフの森實です。
夜耳を澄ますと鈴虫の声が聞こえるようになりほんの少しずつですが、秋の気配を感じられるようになってきた気がします。
この季節ならではの美味しい果物や魚が食べられる季節でもありますね。
鰹と聞くと春のイメージがありますがかつおのシーズンは春と秋に訪れます。春のかつおは「初がつお」または「上りがつお」と呼ばれ、あっさりとした味わいが特徴です。今時期の秋のかつおは「戻りがつお」と呼ばれ、北上したかつおが再び南下してくる際のカツオで脂のりがよく濃厚でトロのような味わいがあるようです。
自然界はすべてのものが陰陽に分けられ、また5つの要素からなる5行説(例:春・夏・長夏・秋・冬)によりそれぞれが互いに助けあったり抑えあったりしながら均衡を保っています。
五行では、春は東(陰陽で東は陽) 北上しながら陽の気を北へ、秋は西(西は陰)南下しながら陰の気を南へと自然界の森羅万象が常に変化しつづけるものである事の1つですね。
秋の夜長に、東洋医学の概念の陰陽五行論がカツオのシーズンにも関与しているのかなどと思いを馳せてみました☺️