この三連休、α900と共に撮影に出かける方も多いのではないでしょうか。
幸い今日は全国的に天気に恵まれたようですしね。

自分も皆さんと同様、α900をつれて撮影してきました。

本日はAF28F2.0の一本です。

AF28F2.0はフィルムでは線が細く繊細な描写だが、α900との組み合わせでは、良い意味で柔らかな描写だと感じた。等倍で観察すれば、エッジの立ったシャープネスな描写ではない。しかし、フィルムの描写を思わせるようなしっとりとした、豊かさを感じる、プリントしたいと思わせる描写である。

実際、フィルムカメラでのスナップ撮影と同じように撮影し、その後背面モニターで確認すると、その画像は自然で好感が持てた。

反面、フィルターの影響か、ゴーストが出る場面が1回あった。もともと逆光に強いという印象はないレンズなので、少し気をつけてやる必要があるのかもしれない。

α900とAF28f2.8のコンビは、α900の100%のファインダー性能を十分に生かすことができる組み合わせであると感じた。ぎりぎりのフレーミングを生かし、画面を切り取る。どのレンズでもそうだが、特に広角レンズになるほど、周囲の写りこみには気を使うからだ。

今回は少し絞った撮影が多かったが、開放からでも使えるレンズである。
F2という口径を生かせば、広角ながら薄い被写界深度を得ることができる。実際、開放で撮影したのだが、風が強くなったため微妙なフォーカスが決まらず、今回は諦めてしまった。
今日の画像をα900の作例集に追加した。