海外では「α900」が発表されたようだ。

期待に応えて「α900」が正式名だ。

海外のレビューから受けた印象は、α700とα-9が融合したようなカメラ。
やや角が取れたとんがり頭の「SONY」のロゴが「MINOLTA」でも、決して不思議ではないような無骨なデザイン。正直、自分がミノルタのユーザーでなければ遠慮したかもしれない、主張あるデザインだ。(D700に比べるとタイトでカッコよく感じるし、見慣れるといいかも・・・)

しかし、そのとんがり頭には内臓フラッシュこそないものの、αー9を凌ぐ性能を持ったファインダーが詰まっている。視野率100%、倍率0.74倍は立派な数値だ。また、オプションのスクリーンも当然用意されている。
重量は、バッテリー込みで895本体のみ850グラムと、1000グラムを超えるニコンD700よりも軽量で、キヤノンのEOS5Dと同等だ。金属外装やペンタプリズムのことを考慮するとかなり軽い。ちなみにαー9は電池別で945グラムだ。

AFフレームの配置やポイント数など、AF性能が気になる(個人的には気にならない)が、その他は良くできている機種だというのが自分の感想だ。

特にαー9以上の性能を秘めていそうなファインダーには大きな期待が持てる。

同時に、噂されていたVario-Sonnar16-35mmF2.8ZA SSMと70-400mmF4-5.6Gも発売されるようだ。