α-7DIGITALの発売から、今日でちょうど10日になります。皆さんのα-7DIGITALの調子はいかがでしょうか?

 今回はα-7DIGITALのレリーズ音について少し検証してみます。

 当初、MINOLTA SPIRITの「α-7DIGITAL インプレッション3」において、安っぽいと評価したレリーズ音についてですが、私が慣れたためか、または個体差なのかは不明ですが、あまり気になりません。むしろ、撮影中は小気味よいくらいです。
 α-7DIGITALのレリーズ音は銀塩α-7のそれに比べると甲高い金属音なのですが、ライブフェアの時に感じた第一印象の安っぽさを今では感じさせないのです。

 なぜか?

 当然の事ですが、レリーズ音は装着するレンズやアクセサリーによっても変化します。私がα-7DIGITALのレリーズ音を心地よく感じるのは、装着するレンズによる影響が大きいのではないかと考えています。実際、レンズをはずし音色を聞いてみると、ミラー部の上下動作により、カチカチとプラスティックと金属の音がよく聞こえます。これがチープな音色の原因です。
 しかし、35Gや85Gを装着すると、そのプラスティッキーな音が抑えられ、金属音主体の音色に変化するようです。レンズ銅鏡が金属製という事が影響していると思われます。ということは、プラ銅鏡のレンズではあまり変化しないのかもしれません。(ちなみに、ライブフェアで装着されていたのはコニカミノルタムロンのレンズです。)

 たかが、レリーズ音。しかし、大きな音を好む者、小さな音がいいという者、切れの良い音が、いやいや余韻が重要・・・、と好みは人それぞれです。
 α-7DIGITALのレリーズ音が気になる方は是非、確認してみてください。