前回はα-7DIGITALのグリップについてレポートしたが、今回はストラップの取り付け部について書きたいと思う。

 α-7DIGITALのストラップ取り付け部は、昔ながらのMF一眼レフ同様、ボディに三角環を通し、三角環にストラップを通すタイプである。ボディー一体体型の取り付け部にストラップを通す方式よりもストラップの自由度が高く、絡みにくいという利点がある。もちろん、そのために部品代等のコストはかかる。
 ミノルタはα-9とα-7、そしてこのα-7DIGITALに三角環を採用している。現在、デジタル一眼でこれを採用している主な機種は、ニコンのD1、D2シリーズとオリンパスE-1、そしてこのα-7DIGITALである。(D100やD70、またキヤノンのEOSでは採用されていない。)
 ちょっとした事だが、開発者のこだわりを感じさせる部分であり、私は気に入っている。