昨年9月にポチってしまった、右側のジャンクエンジン↓
YZのクラッチカバー以外に使える部品はと考えた。
バイクの形で買ったTY175が192だった事からややこしくなって、ピストンは新品、ピストンリングは中古品で準備済み。
シリンダーもホーニング済み・・・
よくよく考えたら、ジャンクエンジンのシリンダーをボア70ミリにボーリングした方が良かったのではと思いつき、シリンダーを外して状態を確認しようと作業に取り掛かりました。
このエンジン、どこかのギアが噛んでるのでしょうか?キック下りません。
ピストンは排気ポートから頭の1~2ミリ程度が見えています。
焼き付きダべが??
シリンダー内壁は錆が発生していますね
頭からCRCをたっぷり吹き替えてしばらく放置。
大きめの眼鏡スパナをてこ代わりにしてグリグリすると少しシリンダーが浮き上がりました。
シリンダーとピストンは完全に固着していないようなので一安心。
でもここまで広げるのに30分はかかってます
吸気ポートからの眺めはこんな感じ。
シリンダーフィンに下駄をかませながら、ゆっくりシリンダーを持ち上げていきました。
ここからはシリンダーを両手でつかみ、ゆすりながら力ずくで外せました
このエンジンのスプロケットは12丁。
う~ん、使用するスプロケットはいったい何丁が良いのかなぁ?
昨年9月にクラッチ側を開けた時、クラッチやギアの状態は良かったんですが、今回フライホイールカバーを外してみたら・・・
塩焼きさんの水没エンジン?よりもひどい状態だっちゃ
フライホイールを掴んで回してみたら、クランクは5~10度弱くらいしか回りません。
どうもこのエンジンの病巣はこの辺みたいですねぇ。
目的のシリンダー、内壁に軽くペーパーを当て、油汚れを落としました。
ボーリングすれば192エンジンに使えそうですね
シリンダーは黒でしたが、下地は黄色。
ヘッドの下地は青が出てきました。
このエンジン、どういう歴史をたどってきたエンジンなんでしょうかねぇ
作業をしている庭から、塩焼きスペシャルフレームにのったエンジンを眺めていたら、前方左のフィンの形が違う!
なんだ前後逆に乗っていただけでしたね。
そういえばシリンダーは「仮止め」しただけですとメッセージあったっけなぁ。
ステムは磨かず、硬化した油汚れを落としただけにします。
ボールベアリングは組付けるときに落し易く、今回も庭に落したボールベアリングを捜索しながら組付けました。ここをテーパーベアリングに改造出来たらいいのになぁ~~
また一歩前進です