恋する短歌

恋する短歌

好きな短歌を読み解いていきます。
あなたの解釈もぜひお寄せください。

Amebaでブログを始めよう!

あの夏の数かぎりなきそしてまたたつた一つの表情をせよ


小野茂樹



何というかもうキラッキラしてます❤️キラッキラ❤️


言葉として考えれば、矛盾しているのかもしれません。でも、韻律に心を奪われてしまいます。



あの夏、二人は恋人同士として多くの時間を過ごした。お互いにたくさんの表情を見たし、見せた。

一番は、あの表情

また見たい


見せてよ



あのう、、、「せよ」という命令形にも、グッときませんか?


私だけ?❤️



小野茂樹さんは、昭和十一年生まれ。三十三歳という若さで、交通事故で亡くなっています。しかし、短く見える人生の最後、一度は別々の道を歩いた最愛の女性と今度こそともに生きることを決めた、そんな男性でした。



「たつた」という文語がおよそ似合わない、現代的な一首。自分の気持ちに素直になって叫ぶようなつぶやき。心の底から相手を渇望し求めているのが、まっすぐに伝わってくる相聞歌です。



あっ❤️
FaOI神戸、テレビ放送ありましたね❤️


「SEIMEI」では振り付けの端々や視線から羽生結弦選手の男らしさを感じ、「天と地のレクイエム」は羽生選手の心そのものというか、彼の内面の一部が見事に表されたようなプログラムだと思いました。



ひと言も言葉を発しないのにたくさんの言葉が聞こえる。好きなフィギュアスケート選手を見ているといつもそう感じます。そう感じるから好きなのかもしれません。



羽生選手は「生き急いでるように見える」と言われたりします。
長生きしてください❤️



今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。

ではまた❤️