富士宮市との間で災害時の相互応援協定を結ぶ

箕面市が富士宮市との間で災害時の相互応援協定を結ぶ事になりました。

理由はやはり今回の東日本大震災を受けての事です。

地方自治体間での支援要請は震災直後、自治体間で大規模な避難者の受入れが行われたケースのいくつかが、日頃からつきあいのある市長や県知事間の電話要請によって成立したという事実。

これは何かというと明確な援助の協定などは地方自治体間には今まであまりなかったという事のようです。
それを今回は明確な形で静岡県富士宮市と大阪府箕面市の間で結ぶというものです。

なぜ富士宮市かというと市長の中では以下の要素を考えておられたようです。

災害時の相互応援を考えるとき、僕のなかにはいくつかの条件がありました。

（１）中遠距離であること　：　同じ大災害を被らない程度に離れてなければ意味ないです。
（２）応援に行ける距離であること　：　遠すぎてもお互い応援に行けないので。
（３）同じくらいの規模であること　：　規模が違うとどっちかが助けてもらうばかりになっちゃう。
（４）同じような災害特性の地域であること　：　災害対策も訓練も相互に役に立ちます。

箕面市は市町村間での薄く広い災害応援協定はあるものの、近隣市を除いて、特定の市町村との「縁」というのは実はあまりありません。
そこで、新たに「絆」を築くべく、災害時の相互応援協定の締結を模索し始めてようやく今回実現したようです。

詳しくお知りになりたい方は倉田市長のブログをお読みください。
http://blog.kurata.tv/archives/201108-1.html

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