最近1人の時間の時にうーん、うーん、と考えを巡らせては分析し、事実と照合するか客観視し、ということを繰り返しているのですが、

一つわかったこと。


「人間ってそんな単純じゃない」。


例えば四元素で考えると、

出生図に水のエレメントが少ない場合は、

その要素が足りないということ。

つまりどういうことかというと、

気持ちの共感力、気持ちの強要

がないってこと。

「気持ち」というのは難しくて、

正直四元素のエレメント全てに「気持ち」は

存在するのですが、

ここでいう水の「気持ち」というのは

「感情」なんですよね。

感情の共感力、感情の強要が正しいのかな。


悲しんでいる人がいて、一緒に泣ける人が優しいとか、一緒に泣けない人は冷たいだとか。

一緒に喜べる人は良いやつだとか、

一緒に喜べないやつは嫌なやつだとか。


それが正しい、わけではない。

けれども正しくない、わけではない。


その価値観がただ「存在している」だけ。


で、出生図に水の要素がなくても海王星がアスペクトしているとどうなるか。

海王星は「慈悲」「優しさ」「弱さ」だったりもするので、

慈悲的な優しさがあることは間違いない。

しかし、「感情の共感力はない」ということ。


なので、慈悲的な優しさを自分の本質だと思って優先しすぎると、

そもそもの「共感力」みたいなものをおざなりにし、自己犠牲して自分の心が枯れていく。

それだとせっかくの能力を上手く使えてないのかな、と。


もしドライなエレメントが多いようであれば、

その現実的客観的な感性を、慈悲的なものへ向けて使ったらいい。

慈悲的な感性に飲み込まれ、自分の「ドライさ」を責めてはいけない。


そんな感じがします。


なので、パーソナルプラネットの使い方、

四元素、アスペクト、サインを

分析をしたうえでのアドバイスは

かなり多面的になるので、

最近もっぱら色んな考えを巡らせて、

「多面性を言語化する課題」へ必死に向かっています。


一つだけ思うのは「自分のエレメントを過信してはダメ」ということかな。

人と関わるならね。

大抵自分のエレメントを過信している人ほど、

人間関係を悪くする気がするから。

過信すると、「相手にも自分の性質はある」と勘違いしてしまうことが多い。

だから期待する。期待して失望する。

勿論誇りに思うことは悪いことだとは思わないけど、

過信して「強要」するのは良くないよね、と。

お相手に欠損している部分を、

「ほんのりと意識してもらうこと」は大切だと思いますけどね。

意識さえしてもらえておけば、それでいいのです。

自分が持っているほど、その性質を使うのは無理なんだから。搾り取ろうとすると、苦しませ、嫌われてしまう。


接客業で考えると、

四元素を含めて話しておくと大体クレームは防げます。

伝え方で言うと、「お気持ち的にはそうだと思うのですが(水の共感力)」

「現実的に考えておくと、このような方法が的確かと(土の確実性)」

「一生懸命頑張りますので」「出来る限り精一杯やらせていただきます(火の情熱性)」

「データーを元にするとこういう傾向にあるのですが」「皆様そうされてますね(風の客観性)」

などなど…。全体的に何かしら使っておくと大抵どっかには引っかかります。

で、その人がやたら納得したり、共感する言い方、方向性のポイントがあれば、

それをゴリ押しておけば大体上手くいきます。笑


ホロスコープ読む場合は、

その人の生年月日が分かるなら、

すこーしその人のパーソナルプラネットに合わせた話し方、進め方をしていけばいいだけです。

実際問題良いかは別として、「一時的にスムーズ」にはやりやすくなります。

接客業なんて、まあ正直当たり障りなくやっておけばオッケーみたいなところがあると思います。

(だから基本的に天秤座は接客が得意なのだと思います。)


関わりが深くなると、エレメントによる違いが如実に出やすくなったり、長期に渡る為、

その場のみで合わせておくというのが通用しなくなり、

お互いのエレメントによる拮抗が生まれてくるので、

いかに違いを理解し合えるようになるかが課題ですね。

あと特に仕事での「目標(太陽)」、

身内同士の「愛情(月、金星)」が違うエレメントの場合は、違いを理解しておかないとやりにくくなっちゃいますね。

もし問題が起きた場合は、

共通のエレメントがあるのならそれを使って、

「本質が違い理解し合えない」ことを

分かり合えるようにするしかないですね。