もう、今は日本に渡航して頑張っている
ある生徒の会話テストの思い出。
頭も目もクリクリしてて可愛かった
男の子なんだけど、会話テストはいつも
すごく緊張してたんだよね。
先生が教室の端に座って、生徒が1人ずつ
入ってきて自己紹介をした後、8つの
質問に答える形式で基本的に立ちっぱなし。
でも、その子は頑張って自己紹介を終えた後
「先生、すみません。私は緊張ですから、
座っても良いですか」って聞いてきたの。
だから、座ってもらったんだけど緊張解れず。
以下はそこから始まった壮絶な会話テスト。
私「あなたの家に行きたいんですが、どう
やって行ったら良いですか」
T君「...先生、すみません。もう一度
お願いします」
私「あなたの家に行きたいんですが、どう
やって行ったら良いですか」
T君10秒ほどフリーズした後にソワソワ。
聞き直しすると減点になるから、どうにか
答えようとする。
そして、「フン課長に聞いてください」
と言い放つ。私は思わず吹き出しました。
生徒の間違いを笑わないと決めてるけど、
回答が爆弾すぎて冷静になるのに必死。
なんで、自分の家の行き方課長に聞くの。
私「質問の意味が分かりますか?私は、
あなたの家に行きたいです。どうやって、
行きますか」と簡単な日本語で繰り返す。
やっと質問の意味がわかったT君は、
「タクシーに乗ります」と答える。
でた、タクシー。みんな大好きなタクシー。
バスに乗りますとか言っちゃうと、何番
乗り場から乗って何番で乗り換えてとか
説明しなきゃいけないから、この質問には
大体みんな「センターの前からタクシーに
乗って、〜の前で降ります」って答えるん
だよね。
だけど、T君はまだ何か言いた気。そして、
T君「センターの前でタクシーに乗って、
それから…ミン…ミ…ミ…(緊張)ミンディで
乗り換えます」
また不意打ちを食らって笑いをこらえてる
私の前で、T君まだまだ頑張る。
T君「そして、50番に乗り換えて、それから
家の前で降ります」
無事に全部頑張って言い終わると、満足げな
安心しきった笑みを浮かべて私を見てくる。
私は笑いをこらえるのに必死で顔が真っ赤。
なんでタクシー乗り換えるの。そのまま、
乗っていけば良いじゃん。
バスとタクシーが混同しちゃってたんだよね。
本当に可愛い。あとから、笑っちゃって
ごめんねって言ったら、笑顔で「先生、
大丈夫です」って言ってくれた。
日本でもその愛されキャラで頑張ってね!