生きて行く中で、素敵な本と出会えることは幸せなことのひとつだと思います。

仕事帰りに、ハッと出会った本は、光り輝いて見えました。
バスの時間までわずかしかない時に、どうしても本が読みたくて、図書館に寄りました。
図書館は、バス停のすぐ近くにあるんです。
急いで書棚の列から、失敗のない好きな作家さんの本のコーナーを探していたとき、キラッと輝いて見えたのが、大崎梢さんの「プリティーが多すぎる」でした。
これを読まなきゃと思って、急いで借りて帰りました。
読んでみたら、本当におもしろくて、ワクワクしながら読み進めました。
他の作品も読みたいと思って、図書館に行ったのですが、あんなに光り輝いていた大崎さんのコーナーが全然見つけられず、同じところを行ったり来たりして、やっと見つけられたのです。
目立つところにあったから、すぐ借りられたって言う印象だったので、この見つけられない状況が不思議でたまりませんでした。
そこで初めて、目立つ場所じゃなく、本が輝いて知らせてくれたんだなぁ〜って気づきました。
神様からのプレゼントだったのだなぁと、ニヤニヤしてしまいました。
もちろん、図書館の大崎梢作品は全部読みました。
どれもおもしろくて、ワクワクやドキドキやハラハラがいっぱいでした。
いつだったか、私は終点までバスに乗るのですが、大崎さんの本に夢中になって、他の乗客がみんな降りてしまったのにも気づかず、運転手さんから、マイクで、着きましたよ!って言われたこともありました。
素敵な作家さんを教えてくださって、神様ありがとう(^-^)って、今も感謝しています。