母がロングショートで
月に連続26日宿泊していた特養の施設。
永久入所の方々は、当時70名待ちの待機でした。
そんな中で、母が特別枠でロングショートで
使わせて頂いた事には感謝しています。
夜勤の方も寝ずに20名の方を
1人でみられていたわけですから、
頭が下がります。
ただ、この施設は多くの問題がありました。
さて、前記事に書きましたように、
利用者家族がお願いしていた、
補聴器電池交換ですが、
誰も気づかずか、あるいは無視か、
洗面所に貼り付けて、
誰もが目にするであろう鏡にはりつけた
現物電池とメモは、
まったく無視されて放置されたままでした。
前前記事に書いた母と同じく難聴のAさんも
もしかすると、家族から
補聴器電池の交換を依頼されていたけれど、
スタッフは放置していたのかもしれないとも
思えたりもします。
月日は過ぎ、
コロナ渦中で、いよいよ面会謝絶になってから
補聴器の電池交換するために
母の施設に踏み入れる事が出来なくなりました。
毎月、自宅に5泊6日帰宅しては、
また1か月近くの着替えや、
薬、電池などを詰め込み、
母を送り届けるわけですが、
施設から手渡されるA4ファイルの中の
家族からの連絡事項に書いたとて、
ほぼ誰もみてない事は明白でしたから、
私は毎回、電話をして依頼する事にしたのです。
たしかそれは面会謝絶になってからの
初回の利用だったと思います。
施設には、ショートスティ棟の中の
ダイニングのすぐ近くに机や電話のある
事務室が完備されています。
直通電話、直通FAXもあります。
そこに電話をかけました。
かけたのは、朝一番の10時過ぎだったと思います。
出たのは、母の担当ではない、
もう一人の生活相談員Yさん。
その方に、
「お手数なんですが、
今日は母の補聴器電池が切れちゃう日なんですね。
申し訳ないですけど、交換をお願いできますか?
電池はどこにあるかわかるように、
あらかじめ介護士さんに説明させてもらってるので、
すぐに判ると思います。」と。
「電池交換ですね。はい。わかりました。
お知らせありがとうございます。」と
返ってきました。
このYさん、実は色々拝見していて、
いいかげんさ満載という印象があります。
(後日、また記事にしますが。)
そのため、私はこのMさんから、
確かに交換したという報告を
頂きたかったわけですが、
一旦電話を切りました。
(どこかに、絶対やらないぞ、この人は!という確信が。。。)
そして私は再度、夕方4時にYさん宛てに電話をかけました。
「午前中はどうもありがとうございました。
補聴器の電池交換、して頂きましたでしょうか?」
そう聞くと、
「まだやってないです。」
と、平然とかえってくるではありませんか!
何時間、経っとんねんっ!
よくそれで生活相談員、やっとんなと。
しかし、ぐっと怒りを吞み込んで、
「補聴器って、突然切れちゃうんですね。
切れると母はそれに気づかずに混乱してしまうので、
申し訳ないですけど、
この電話をお切りになったら、
すぐに交換してもらえますか?
今日、どの時間かわかりませんけど、
もしかして、もう切れてるかもしれませんので。」
「はい~。すぐに交換します~。」
そこに罪悪感のかけらもない印象を受ける自分。
『たかが電池くらいで。』と
思ってるかもしれませんが、
会話が成立しなければ、
苦労されるのはスタッフの人達だと言う事を
認識して頂きたいですね。
この電話を切ったあと、ほんと思いました。
私が電話かけなきゃ、
コイツ、このまま家に帰っとったな。。。。
生活相談員は5時に帰れるしな。。。と。
(言葉悪くてすみません。)
こんな(人間)ばっかかよ。。。と。
そして私は考えた。
直通の電話ではだめだ、
直通のFAXもだめだ!
これからは、そうだ!
代表の事務所にFAXをかけよう!
そして事務所の事務員から
そのFAXを特養の事務所に渡してもらい、
電池交換が行った人に
直接、報告の電話を自宅にもらうようにしよう!と。
特養棟の事務所では
平気で隠蔽工作をされた事があり、
FAXを流したところで、
前回の鏡貼り付けのように、
誰もそれを手に取って
動く人がいないなんて事は
容易に想像できるのです。
よって、必ず依頼した事が判るように
証人ではないけれど、
代表事務所の人に仲介してもらう。
さすれば、聞いてなかったとは言えないはずだと。
これが功を奏して、
電池交換日に必ずFAXを流し、
数時間後に、介護ヘルパーの方から
「ちゃんと交換しましたので。」という
報告を受けれるようになっていきました。
それを半年くらい続けたあと、
私の送るFAXの中に
「交換後の報告を電話でください。」
という一文を入れないようにしました。
いちいち、報告の電話なくても
もう大丈夫かなと。
ところが、母が施設で25日滞在してから帰宅すると、
電池の数を数えると、
私の依頼した日に交換してくれていれば、
余分に入れておいた2個しか残っていないはずが、
なんと6個もある日がありました。
交換してくれてない!
交換してもらう日には、
ちゃんとFAXを流しているでしょう?
そのFAXはゴミ箱にでも捨てられているの?
だとしたら母はその数日、耳が聞こえない状態で
過ごしていたわけで。
報告を必ずよこせと要請しないとあかん?
そうしないと放置されるの?
一体この施設の監督を誰がしてるの?
当たり前に働こうとする介護士は
おらんのかいなと。
装着の報告不要にしてからの6か月、
合計6回のロングショートの利用で
まともに全部の電池交換が行われてた月は
ただの1回だけでした。
ある時は帰宅した母の補聴器を外してみると、
右耳の補聴器には電池が機能していて
(わずかに残っていたのだと思います。)
そして左耳の補聴器は電池が切れていました。
交換を頼んだのはその前日。
無交換のまま、退所させているのです。
ばれないと思ってるのかしら。。。
ほんとに甘くみられたもんです。
利用者も家族もね。
みんな大人しい人達ばかりだから、
それにかこつけて、あぐらをかいてる介護士達。
スタッフたちはいつも見て見ぬふり。
なぜって監督する人物がここにはいないから。
自分がしなくちゃいけないって法律なんて、ないもぉ~~ん!!
ってかんじでしょうか?
やらなくったってバレないの。
FAXなんて見てないもぉ~~ん!
素通りするが勝ちだもぉ~~ん!
仕事はサボるが勝ちだもぉ~~ん!!
介護プラン表に、
電池交換なんて書いてなかったもぉ~ん!
そんな感じなんですかね。。。
ちなみにこの特養、
求人募集で見る限り、
他の特養の給与の1.2倍以上。
賞与はしっかり基本給の数倍支給されていました。
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今日も長い記事をお読み頂きまして、
ありがとうございました。
寒くなってきました。
コロナも蔓延しています。
私も先々週、罹患してしまいました。
どうぞ、充分予防の対策をなさってくださいませ。