写真は、私がかつてよく聴いたイスラエルの“歌姫”のCDアルバムです。
社会人となって間もないころ、ラジオか新聞の紹介で知り、早速CDを買って聴いた記憶があります。もう、40年ほど前のことなので定かではないのですが、ポップ、ロック、R&Bといった当時の洋楽とはまったく異なる曲調がかえって新鮮に感じられ、繰り返し聴いた覚えがあります。しばらく、この手の音楽が「西欧ポップスのネタ切れ」状況を補っていたという背景も少なからずあったようです。
ただ、中東音楽とか、民族音楽といった表現でまとめてしまうのは少し乱暴です。
とくに1曲目の「イム・ニン・アル」という曲は、彼女の歌の巧みさと宗教的なメロディにドラムのリードが心地よく、いま聴いても斬新です。
1958年、イスラエルはテルアビブの貧しい地区の生まれで、2年間の兵役もつとめたと付属の歌詞カードには記載されています。時代と地理的距離を感じますが、音楽はやはり普遍的なのですね。
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「ホルムズ海峡」を囲む地域のニュースが連日流れるなか、ふと思い出して本棚の奥からCDを引っ張り出してきた次第です。
画面越しとはいえ、ペルシャ湾の青い海を平穏な気持ちで眺められる日が早く訪れるのをもっぱら願うのみです。
