応援!南相馬市瓦礫撤去!

応援!南相馬市瓦礫撤去!

現地のために「なにかしたい」
と思ってくださる方々の気持ちをつなぐため情報発信を行います。

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10月にご活動したChance-南相馬-の方から活動レポートをいただいたのでご紹介させていただきます。10月13日、14日に5名の方がご一緒にご活動されました。

『10月13日(土)の活動
作業内容は民家の草刈。
今日の作業現場は小学校のすぐ隣の家。震災前は元気な子どもたちの声が聞こえてきて、賑やかだったに違いない。
原発20km圏内にある鳩原小学校。時があの日から止まっている。校庭は雑草が生い茂り、野生の猿がたくさんいた。
いったい、どんな思いでいるのだろう。明るくとてもいい夫婦だけど何を思っているのだろう。他人の自分には理解できないかもしれないけど、少しでも希望を与えられたらいいな。
また、元気な子供の声が聞こえる毎日をすごせますように。

10/14(日)の活動
今日の作業はビニールハウスの解体。ここ南相馬市小高区は地震・津波の被害だけではなく、時間の経過がもたらした被害も広大です。
この土地は今後どうなるんでしょうか。原発20km圏内に来ると何度来ても感じます。
ボランティアでも感じる思い。地元の人にとってどれだけ辛い状況なのか。それでも希望をもって部屋の片付けなどをする人々の為にも、早く未来が見える日が来て欲しい。』

レポートを紹介させていただきありがとうございます。ご活動おつかれさまでした。
応援!南相馬市瓦礫撤去!
先週の11月17日・18日の宮崎大学の大学祭で南相馬市の情報発信、ボランティア活動の促進のための展示をさせていただきました。
宮崎大学チャレンジプログラムの企画「応援!南相馬市瓦礫撤去!」と宮崎大学農学部ボランティア支援室と宮崎から東北復興支援活動を行っている宮崎市民活動センターと全国学生プロジェクトの方々と合同で展示を行わせていただきました。

来場して下さった方にアンケートをお願いしていたところ、2日間で110名の方がご記入くださいました。展示を真剣に見ていただいて、「なにかしたい」と思って下さった学生さん、地域の方の思いを聞くことができました。一部をご紹介させていただきます。

「福島の今を少しですが感じることができました。テレビとかで見るのとはまた違ってボランティアに行った人々の生の声はとても心打たれるものがありました。(大学4年生)」

「災害ボランティアについてのさまざまな取り組みを知り、とても勉強になりました。東北の大地震の現実を写真などで見て、改めて自分の中で何かしないといけないなという思いを起こすことができました。自分の地元でも口蹄疫で大変な被害を受けましたが、さまざまな人々の支えがあって、口蹄疫から立ち直ることができたので、自分もボランティアに参加したいと思いました(大学3年生)」

「こうやっていろいろなボランティア団体や地域などいろいろな人たちが一致団結して頑張っているので改めて考えさせられました。
 学校とかでもボランティア活動をして、被災地の人々のために役に立ちたいと思います。(高校1年生)」

「日々の生活の中で忘れかけてた震災での悲惨な状況を改めて認識させられ、今でも続けて被災地へボランティア活動に出向く方々もいるのだと感心しました。
今の自分にできることはたいしてないかもしれないけど、何か役に立つことができればと思った。(地域の方)」

アンケートでご来場下さった方の率直な思いをお聞きできて、現地でボランティア活動をがんばって下さっている方と離れた地で応援して下さる方の思いをつなぐことができたかなと思いました。

展示にご協力くださった皆様、ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。
4陣~6陣の活動レポートと前後してしますのですが、Chance-南相馬-第3陣の活動レポートをご紹介させて下さい。

『 【Chance-南相馬-第3陣6月30日、7月1日】

6月30日 作業内容:小高地区の民家のビニールハウスの中と外での除草
腰くらいまで伸びた雑草を草刈り機と鎌、レイキを使っての作業でした。二つのハウスとその周辺に関してはほぼきれいに出来たと思います。草の量が多かったので大がかりな作業に感じました。
昼休みには家主さんからお話をきかせてもらいました。家主さんの息子さんが折角敷地内に家を建てたのに小さな子供がいるためこの地を出て他県へ行ってしまったこと、あまりに手付かずのスペースが広大であること、何と言っても近い将来のことを考えられないこと、などを語られました。
津波の被害はない地域ですが、震災以降立ち入れなかった痕跡が近隣の荒れ果てた田圃や畑の姿となってました。

7月1日 作業内容:小高地区の田圃の除草
放ったらかしの広大な田圃。広さを見るとたじろいでしまいます。
地域の人との接触はありませんで したが、周りに民家がある道路沿いでの作業でした。草刈り機での除草でした。
ほんの一区画の作業結果でした。この草を刈るにはまだまだ相当の人手が必要です。』

6月30日の作業人数は6名、7月1日の作業人数は5名でした。皆さま、ご活動本当におつかれさまでした。