この広大無辺の宇宙は、陰と陽、マイナスとプラス、負と正など、相反する二つのもので成り立っています。


これを「正負の法則」と言います。

そして、どんな人の人生にも「正負」があります。

苦しみがあれば喜びもありますし、楽ばかりして怠けては貧乏になりますし、一生懸命働けば、それなりに暮らせたり・・・


成功の陰には、想像を絶する努力があったり・・・

他にも、食生活が滅茶苦茶だと病気になったり、食生活がきちんとしていれば健康体になったり・・・


運動不足で病気になったり、十分な運動で健康体になったり・・・

 

このことを詳しく書いているのが、美輪明宏さんの『ああ正負の法則』(PARCO出版)という本です。

 

ああ正負の法則

 

ちなみに三輪さんは、当たり前を「当たり前」と思わずに、感謝しなさいと言っていました。
病気をしたり、ホームレスになって一切を断ってみれば、よく身に染みてわかるだろうと。

 

そして、ある神職の方も以下のように言っていました。

 

 

・正負の法則は、全ての人に当てはまる

 

・どんな人も「良いこと50、悪いこと50」を経験する

 

・「良いこと50」に気づいている人ほど幸せになるし、「良いこと50」に気づいていない人ほど不幸になる

 

・負の先払い(悪いことからも学んで賢くなった、様々な努力等)をしてきた人は、人生の後半で報われる

 

 

最後に、「もしも、あの時ああしていたら、自分の人生、どうなっていたんだろう」と思うことが誰にでもあると思いますが、これを小説の形で描き、ある意味「正負の法則」まで描かれているのが、白石一文さんの小説『道』(小学館)です。

 

道

 

 

オススメです。