2024年9月4日(水)



ちょうど1週間前の水曜日



義母は

入所しているサ高住で

朝ごはんの後、



突然倒れました。



施設という環境、

人の目が行き届いています。



迅速な対応のもと

すぐに救急車が呼ばれ

救急病院に搬送されました。



救急隊員の判断も的確でした。



多分

脳の出血だろうと判断され



脳外科医のいる

病院に搬送されたんです。



しかしCTを撮ってみると

小脳から出血が

5cmを超えているので

重症という診断。




高齢のため

手術が出来ない義母の助かる可能性は



極めて低く



もう意識は戻らないだろう、

救命出来ても

このまま植物状態になる可能性は

8割ほどだと

担当医から告げられました。



週末を

生きて越えられかどうか…

分からないと言われ



家族や友人に

義母の危篤を知らせる事を

医師から勧められました。




もやもやもやもやもやもやもやもやもやもや



しかし、



しかし、



奇跡は起きたのです。



クローバークローバークローバークローバークローバー



夫が昨日、

病院に行った時の話。



お義母さんは

ぼうっと目を開けていた。



そして

夫にこう言ったんですって



「あれ…おかしい…」


と言って

血圧や脈拍を示す計機を

ぼんやりと指差し、



「ここに…いたら…

  死んじゃうよ…」


とつぶやき、



「脚が痛い…」


と言って

脚に刺さっている点滴の針を

抜こうとしたんですって。




そして、



そして、



驚くことに



「おとうさんに

 しばらく会えなくなった…」



って言ったんですって!



これって

意識が覚醒したという事ですよね。



クローバークローバークローバークローバークローバー



担当医師から



お母さんは

予断を許さない状況を脱しました。



脳の出血が止まり、

症状が固定されました。



近いうちに

一般の病室に移って頂きます。



そのうち

リハビリも開始します。



と説明を受けました。




クローバークローバークローバークローバークローバー



奇跡が起こりました。



クローバークローバークローバークローバークローバー



私、確信しました。



義母は意識が混濁していても

孫達や家族の声が

聞こえていた。



あちら側に行きそうになった時、

皆んなの声が聞こえて来たから



一生懸命に

手を差し伸べて


私達の手を探し


私達の手をつかみ、


こちら側に戻ろうと

力を込めて

引き寄せたのだと思う。



緊急入院直後、

手足をバタバタさせて

暴れていたのは



あちら側の人たちに

手を掴まれないように



必死で

手を振り払っていたのだと思う。



あの意識不明の中にあって

義母の手の力強さに

私達皆んな驚いたのですが



あの手の強さは



義母が


「生きたい」


と強く願った証なのだと

そう思わずにいられません。



義母は自力で土壇場で

この世に戻って来ました。