猫の話の続きです。
これは去年の6月のお話です。

ここまでの話は→テーマ 猫の話 



おじいちゃんのところの猫の名前はメルに決まりました。

おじいちゃんは相変わらず「猫」とか「これ」とか呼んでます。

お隣の人が「ミーちゃん」って呼んでたので、「ミーちゃんなんですか?」って聞いたら「私は猫は全部ミーちゃん」って言ってました。

通りかかったおばあちゃんは「いい子ちゃん」といって声をかけて行きました。

みんなバラバラ爆笑




メルのところに行くようになって何回目かの事です。

メルと出会って最初の頃は頭を撫でていたので気づかなかったのですが、何回か会ってだんだん慣れて来た頃に、背中や腰を撫でていて「あれ?」って思いました。

腰の上のところがガッサガサというか、ボッコボコというか、そんな手触りなんです。

手触りでは、一面ににかさぶたが出来ているような感じです。



メル・・皮膚病になってる?


おじいちゃんも「この猫は皮膚病じゃ」って言っていました。



えーー!びっくり
おじいちゃんも知ってる。
メル・・可哀想にいつからこうなんだろう?


見た目では全く分かりません。
触れば分かるんですが、毛が抜けてる箇所もありません。


何が原因なのか。
蚤か、ダニか、それとも何かの皮膚病なのか?


家に戻ってネットで調べてみました。
「猫 皮膚 ボコボコ」で検索すると、似た症状の事例が出てきました。


メルの症状に近いものの説明を読むと・・
蚤に噛まれたために起こる症状のようでした。


蚤がいるのかガーン


まあ、外飼いの猫だからいるんだろうな~。



どうすればいいのか蚤の対策を調べてみました。


蚤を退治するには、猫の首に垂らすスポット薬というのがあります。

首の真後ろに垂らして皮膚に吸収させると、24時間で今付いてる蚤は死に、その薬の効果は1ヶ月続くというもの。市販もされてます。


ただ、Amazonでレビューを読んでみると「うちの猫はこの薬で具合が悪くなって、安易に使った事を後悔してます」というのがありました。


あぎゃーガーン
市販薬はやめよう・・。



もし、薬を使うなら、やっぱり病院に相談してきちんと処方してもらうべきだと思いました。その場合、動物病院で薬を貰うには、病院に猫を連れて行って診察が必要なんだろうか?

そうなるとおじいちゃんにも相談しなければいけません。
でも、おじいちゃんの猫に対してのスタンスがどういうものか分かりません。

昔ながらに外で猫を飼って、エサだけ出してる飼い方のおじいちゃんなので、
おじいちゃんが「猫に薬なんかいらん」とか言われたら・・終わりですショボーン



どうしよう😞💨


それはちょっと一旦置いといて、とりあえず蚤がいるんだとしたらそれを取ることを考えました。

シャンプーするのが一番いいと思うのですが、それは難しいと思うので蚤取りクシを買おうと思いました。
目の細かいクシで毛をすいていくとそこに蚤が引っ掛かるというものです。




買ったのはこういうものです。
クシについてきた蚤はケースの中に入って出られない構造。






それから、こういうのも良いかと思い、グルーミング手袋も買いました。
これで毛を撫でるようにとかして毛並みを綺麗にします。

メルの皮膚病がどんなものか分からないので、しばらく直接触らない方がいいかもという考えもありました。

引っ掻き防止にもなるし、余分な抜け毛もキャッチできます。






さて、メルはどう反応するんだろう。
嫌がらないかな?






上から見たらレッサーパンダみたいだったメル。




グルーミング手袋の方は、気持ちがいいみたいです爆笑
喜んでやらせてくれました。



蚤取りクシの方は、思っていたよりメルの毛が深くてイメージしたように行きませんでした。

毛の根元をすくようにしてみても蚤は1匹もかかりません。


メルを寝させてお腹も見ましたが、蚤は見えませんでした。



昔、うちにいた子猫に蚤がついた時は、お腹をわーっと黒い蚤が走るのを見たことがあります。

それに比べると全然見えないので「蚤いるのかな?」と思いました。少なくてもたくさんはいないかもしれません。


この時メルをひっくり返してお腹を見て驚いたことがあります。

なんと❗
メルはお腹の毛だけがくるっくるの天然パーマなんです爆笑




続きます。