今日の朝の記者会見の様子ですニコニコ
凄くしっかりと、そして詳細に質問に答えていました。


【2018/2/13放送 ノンストップ!】より

公式練習後、会見場に入ってきた羽生選手。


⬆右手にアイシング用の氷を持っています




羽生「い…1分下さい」

 

(氷を右足にテープで張り付け中)





付け終わってお顔をなでて




髪をなでて





襟元を直して




にっこり♡





羽生「コメントと振られてもど、ど、どうしたらいいか分かんないですけど、」




羽生
とりあえず、えー、えーケガをしてから3ヶ月間、本当に試合を見るだけだったし、スケートも滑れない時期が凄く長くて、凄いきつい時期を過ごしましたけれども、こうやって無事にオリンピックの会場で、そしてメインのリンクで滑る事が出来て本当に嬉しく思います。

えー、まだまだ試合が始まったわけでもないですし、えー、全然気を緩めるつもりはないですけれども、しっかりと集中しながら出来る事をしっかりと一つずつやって行きたいと思います。
 



羽生「すいませんもう1個だけいいですか?」

えと、本当に自分がケガをして苦しい時期もですけれども、本当に年が明けてからも沢山色んな方々から応援のメッセージを頂きました。そして、本当に感謝の気持ちで今いっぱいでいます。

まだ試合が終わっていないのでこう言うのも変かもしれないですけれども、えー、本当に沢山のメッセージありがとうございました。そして、そのメッセージの力も自分のスケート、演技に繋げたいと思っています。

 

 
Q.
TBSの石井と申します。
過去も未来も関係ない」とよく仰る羽生選手の言葉ですが、2連覇が懸かる羽生選手にとってプレッシャーというものはどういったものなんでしょうか?そして平昌にかける思いも含めてお願い致します。


羽生
えーと、こうやって、なんだろ、こんなに沢山の方々に囲まれて取材を受けるという事も出来る選手って本当に限られてると思いますし、この数だけじゃなくて、ここにいる人々からさらに多くの人々へ・・そのまあメディアを通して見ている方々だったり、今日も観客席にいる方もいらっしゃいましたけれども、そういった凄い沢山の人々に自分のスケートを見て貰えるんだなあっていう気持ちでいっぱいです。

それがプレッシャーという言葉にもなるのかも知れないですけれども、僕にとってはやっぱり久しぶりに試合を、試合で滑る事が出来るので、勿論その力を精一杯受け止めたいなと、そして僕の事を本当に待ち望んでくれた方々がここから更に広がっていっぱいいると思うので、そういう方々にも「見てて本当に良かったな」と、「待ってて良かったな」というような演技を出来るように頑張りたいと思います。

 

 


羽生「後藤さん、優しい」

 

Q.
朝日新聞の後藤です。お疲れ様です。お待ちしてました。


羽生「はい」

 

 
Q.
3回転ジャンプ、4回転ジャンプを跳び始めたのはいつ頃で、どんな状況でしたか?あと、そういう時に何にフォーカスしたのか、手の位置とか足の角度とか例えば教えて下さい。

 


羽生
ちょっと待って下さいね。えっと、えっと、注意した事を先に。すいません。



羽生
えっと、注意…えっとジャンプ跳べるまでと言うかリンクに乗れるまでですけどまず。それまでが凄く長かったので、その間えーと、陸上でえーと、ジャンプのフォームだとかイメージだとかそういうものを非常に確固たるものに固めようとするという事を非常にやっていたので、氷上に乗りはじめて最終的にジャンプが跳べるようになった時はとりあえずそのイメージを、えー、氷上に移してやるというような形でした。

 


(記録を見ながら)
えー、えっと跳び始めたのが、1、2、3回転・・3回転が3週間・・1、2、3。トリプルアクセルが3週間前です。



羽生
で、4回転が・・そうすると2週間・・2週間~2週間半前ぐらいだと記憶しています。

 

 
Q.
ワールドフィギュアスケートの鈴木です。
ブライアン・オーサーコーチが早めに韓国入りしていらっしゃいましたけれども、その間トロントではどのようなコーチとどのような練習されていたか教えて下さい。


羽生
えっと、クラブには沢山の先生がいるので、えっとまずトレイシーコーチ・・、トレイシーコーチとスケーティングの練習もしっかりやりました。
あと、ジスランコーチがずっと一緒にいてくれたのでジスランコーチと共にそのジャンプのフォームであったり、えー、跳び・・なんて言うかな、フォームであったりその感覚であったりといったものを重点的に練習していました。はい。








    ☆☆☆☆☆☆

放送中の会見はここまででした。もっと聞きたいよ~。

意外と4回転ジャンプを跳び始めたの最近だったんですねびっくり



石井アナウンサーからの質問にもありましたが、
空港に到着して、まずあの大勢の取材陣に取り巻かれていたように
羽生くんは、自分の試合や演技への集中や緊張の前に
こんなにも注目されている選手です。

メディア対応もこなさなければいけないし
常に沢山の人々から見られる緊張感に曝され続けています。

その上で試合を闘っているという事が、他の選手と全く違うところです。


空港でセキュリティーガードがついた五輪選手は
羽生選手だけだそうです。

ケガ明けの、3ヶ月休んだあとで衆人の前に立つ事。
普通だったら、その精神的または肉体的なプレッシャーに
耐えられないぐらいだと思います。

それを、あんなにも穏やかな微笑みで答えていましたよね。

羽生くんもプレッシャーになる時もあると思いますが、
それでも本人の答えにあるように
それを「力に変えたい」と思ってるところがやっぱり凄いな、スーパースターの器だなと思います。








◆写真は全てテレビの画面撮りです。