◇フリー演技後


アナ「ショートプログラムから一転、苦しいフリーになってしまいました羽生結弦!」

佐野「うーん、なかなかね」
アナ「はい」
佐野「昨日、歴代最高のショートプログラムを滑った翌日にね、また凄いフリーをやっちゃったらどうしよう、私は何とコメントをしようと思ってたんですが」
アナ「はい、はい」
















佐野「やはりね、17歳の少年。やっぱりね、狙ってる所いっぱいあると思うんですが」
アナ「ええ」
佐野「なかなか世の中そんな甘くはないよと。もっとしっかり練習しなさいと神様が言ってるんですね」
アナ「はい」















佐野「2日間続けて行くためには、まだまだ、まだ修行が足りないよという所だと思います」
アナ「そういう事をいま羽生本人もね・・いま想像ですけど感じているのかも知れませんが」
佐野「今から出来ちゃったら、もうやる事なくなっちゃいますからね」
アナ「まあそうですね」








アナ「もちろんまだまだこれからという所なんですが」
佐野「もちろん今日やって欲しかったんですけど」
アナ「ええ」


佐野「ある意味ね、これは羽生くんにとって物凄く大きな・・なんていうかなあ、原動力になると思いますよ」
アナ「そうですね」





佐野「これはね~、くそーと思うでしょうし」
アナ「そうですね」
佐野「さあ、練習しなきゃと思うはずですからねー」

佐野「これ良い薬、だと思いますね。がんばれー!」








◇リプレイ

アナ「まあ冒頭の4回転トウループ、4回転サルコウというのは本当に強いこだわりで。まあここは挑んで行って失敗があった」
佐野「うん」
アナ「その後ですよね、またねー」
佐野「そうですね」
アナ「これは最初の4回転トウループですね」




佐野「昨日は、あんなに綺麗に跳んだのにねー」
アナ「はい」


佐野「ああー、これがフィギュアスケートの恐い所ですよね」
アナ「ええ」
佐野「一晩たつと違う形になってしまう」

アナ「このサルコウいかがですか?」

佐野「サルコウ悪くないですよ」
アナ「そうですか」


アナ「ああー、惜しいですよね」
佐野「というか、完璧に回ってるし、非常にいいサルコウだと思います」
アナ「はい」


アナ「その後にも、ルッツの所・・」
佐野「シングルになっちゃいましたね」
アナ「フリップの所・・やはり終盤ちょっとこう疲れと言いますかね」
佐野「なんかね、コレオステップなんかもスピードがないなって感じだったし」
アナ「はい」
佐野「うーん、ちょっと疲れちゃったのかも知れないですねー」






佐野「まあ、昨日のショートで力を使い切っちゃったのかも知れないですし」
アナ「うん」
佐野「まあでも、まだまだねやるべき事は沢山あるでしょうから」
アナ「はい。さあ、順位が現在、小塚がトップで、町田が2位につけています」

☆☆☆☆☆☆
羽生くんの浮かべる様々な表情を全部見て頂きたくて、キスクラは次に
なりました
苦しいフリーが終わった瞬間、その顔に浮かんだのは怒りではなく、悲
しみに近いものでした。
そして、自嘲するように笑みを浮かべます。
羽生くん、リンクを上がってもコーチを全然見ません。
キスクラで、困ったオーサーコーチが暫く様子を見ながら話しかけて、
ようやく目を見て、少し笑います。
カナダに渡った当初、言葉も通じず、なかなか直ぐには分かり合うとい
う訳には行かなかったようです。
このアメリカ杯の後、腹を割って話し合い、GPファイナルの行われたソ
チで、「僕はオリンピックで金メダルを取りたい、そのために何をすれ
ばいいか教えて欲しい」と言ったと聞きます。
思ったよりも色々とぶつかったりしながら関係を築いて行ったようです
が、この試合にはそんな二人の師弟関係が築かれる過程も映っていると
思います。
今度こそ、キスクラとインタビューに続きます


アナ「ショートプログラムから一転、苦しいフリーになってしまいました羽生結弦!」

佐野「うーん、なかなかね」
アナ「はい」
佐野「昨日、歴代最高のショートプログラムを滑った翌日にね、また凄いフリーをやっちゃったらどうしよう、私は何とコメントをしようと思ってたんですが」
アナ「はい、はい」
















佐野「やはりね、17歳の少年。やっぱりね、狙ってる所いっぱいあると思うんですが」
アナ「ええ」
佐野「なかなか世の中そんな甘くはないよと。もっとしっかり練習しなさいと神様が言ってるんですね」
アナ「はい」















佐野「2日間続けて行くためには、まだまだ、まだ修行が足りないよという所だと思います」
アナ「そういう事をいま羽生本人もね・・いま想像ですけど感じているのかも知れませんが」
佐野「今から出来ちゃったら、もうやる事なくなっちゃいますからね」
アナ「まあそうですね」








アナ「もちろんまだまだこれからという所なんですが」
佐野「もちろん今日やって欲しかったんですけど」
アナ「ええ」


佐野「ある意味ね、これは羽生くんにとって物凄く大きな・・なんていうかなあ、原動力になると思いますよ」
アナ「そうですね」





佐野「これはね~、くそーと思うでしょうし」
アナ「そうですね」
佐野「さあ、練習しなきゃと思うはずですからねー」

佐野「これ良い薬、だと思いますね。がんばれー!」








◇リプレイ

アナ「まあ冒頭の4回転トウループ、4回転サルコウというのは本当に強いこだわりで。まあここは挑んで行って失敗があった」
佐野「うん」
アナ「その後ですよね、またねー」
佐野「そうですね」
アナ「これは最初の4回転トウループですね」




佐野「昨日は、あんなに綺麗に跳んだのにねー」
アナ「はい」


佐野「ああー、これがフィギュアスケートの恐い所ですよね」
アナ「ええ」
佐野「一晩たつと違う形になってしまう」

アナ「このサルコウいかがですか?」

佐野「サルコウ悪くないですよ」
アナ「そうですか」


アナ「ああー、惜しいですよね」
佐野「というか、完璧に回ってるし、非常にいいサルコウだと思います」
アナ「はい」


アナ「その後にも、ルッツの所・・」
佐野「シングルになっちゃいましたね」
アナ「フリップの所・・やはり終盤ちょっとこう疲れと言いますかね」
佐野「なんかね、コレオステップなんかもスピードがないなって感じだったし」
アナ「はい」
佐野「うーん、ちょっと疲れちゃったのかも知れないですねー」






佐野「まあ、昨日のショートで力を使い切っちゃったのかも知れないですし」
アナ「うん」
佐野「まあでも、まだまだねやるべき事は沢山あるでしょうから」
アナ「はい。さあ、順位が現在、小塚がトップで、町田が2位につけています」

☆☆☆☆☆☆
羽生くんの浮かべる様々な表情を全部見て頂きたくて、キスクラは次に
なりました

苦しいフリーが終わった瞬間、その顔に浮かんだのは怒りではなく、悲
しみに近いものでした。
そして、自嘲するように笑みを浮かべます。
羽生くん、リンクを上がってもコーチを全然見ません。
キスクラで、困ったオーサーコーチが暫く様子を見ながら話しかけて、
ようやく目を見て、少し笑います。
カナダに渡った当初、言葉も通じず、なかなか直ぐには分かり合うとい
う訳には行かなかったようです。
このアメリカ杯の後、腹を割って話し合い、GPファイナルの行われたソ
チで、「僕はオリンピックで金メダルを取りたい、そのために何をすれ
ばいいか教えて欲しい」と言ったと聞きます。
思ったよりも色々とぶつかったりしながら関係を築いて行ったようです
が、この試合にはそんな二人の師弟関係が築かれる過程も映っていると
思います。
今度こそ、キスクラとインタビューに続きます
