生暖かい空気に包まれ
今日も無事に帰宅。
いつもと変わらぬ平和なマンション、
そのドアを開け
エントランスへと踏み込もうとした
私に、
突然襲いかかった
悲劇。
「ガ、ガ、ガガ様!」
黒一色に彩られたエントランス内に
浮かぶ茶色い影。
せわしく羽を動かし
暴れ回る
ガガ様。
そしてたどり着いたベストポジションが、
ココ↓
な、なんて危険な位置。
鍵を開け中に入ろうとする私を
いつでも仕留める事のできる
絶好のポジション。
これでは
鍵穴に近づく事も出来ない…。
ただただ
立ち尽くす私。
しかし
ここを突破しなければ
マンション内には
潜入出来ない。
なんとか、
敵に気付かれる事なく
ロックを解除する事は
出来ないだろうか。
だがしかし、
私は
気付いてしまった。
このミッションには
大きな穴がある。
万が一無事に
ロックを解除できたとしても
その瞬間、
↑こうなる。
敵の潜むゲートが
オープン!
してしまう。
オープン!
したら
どうなる?
敵は慌てて
飛び立つのでは!?
そうなったら
もはや私に
逃げ場は無い。
敵との距離は
およそ80センチ…
羽ばたく敵に襲われるのは
目に見えている。
「もう…お家…入れない…」
遂行不可能な任務に
心折れかけた
その時、
思い出したの。
「裏口があるじゃん。」
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