洪水・水害が起こる原因の一つ「台風」
この台風がもたらす降雨が強風にプラスされて土地に影響するんです。
能登半島では「地震で発生した山の中の土砂崩れ」も影響して、自然ダムが出来てる。
次はこの「土石流」が脅威をもたらしますよ!
そういってると
そこに今回の豪雨があったわけで、この後、強風を受けると立っている森林も根元からなぎ倒され、さらに崩壊する斜面も出てくるという心配事。(ここが重要なポイントね)
今の能登半島は私たち「防災家」ですら、この次の発生被害を忘れてしまうほどの惨状でもあって、そこに活動者も日替わりで増えてくるという条件が足される。(つまり、住所録に無い人たちが増えている。)
こういう状態の中、台風のシーズンを迎えているということを「強くインプットしておかないといけない」ということです。
台風路線と進路
これは天気図で予測が可能。影響範囲も見えるし、避難する時間も得られます。
今お伝えしたいのは「逃げる先」を確保した状態を維持できるか?!
そこが土石流や洪水に耐えうるところか?影響ないのか?
台風の進路となる場合は、何日前から避難誘導させるのか?
現地で強制力を持つ「指揮官が必要」な事象が、今から増えてくるということです。
ちなみに、避難所が脅威に襲われた場合、その避難所に集中した人を一斉に次なる避難場所まで移動させられるか?も二つ目の輪っかとして考えておくこと。ただ、その場の危険性というのは、実際に風が吹き、強い雨が降り、状況が悪化するまでは認知できません。(ここも重要なポイント)
もしも
その避難所ごと流されたり、土砂に埋まったら・・・
もしも
電話回線が不通、停電となった際の次なる通信には何がある?
もしも
在宅避難していることを誰も知らなかったら?
せめて、この「もしも」だけは打開したいですね。
さて、能登半島には北部豪雨も追加されての避難所が開設され、避難生活が引き続き虐げられています。
以下はNHKさんが集積している情報サイトです。
https://www.nhk.or.jp/kishou-saigai/pref/disaster/ishikawa/
さてさて
今も民間防災の総合企画室では「被災者用の支援品」を募りながら、先走り企画であるシーズン先取りを展開しています。
民間防災の囲みで動いていただいているチームや、防人司を応援していただいている方々、さては、影なる作戦室のネタを使って動いておられる全国の有志(勇士)さんたちから、能登国へのエールをカタチにするため、来る雪シーズンへの対応品などのご提供を賜っております。
われ、民間防災の手法ですが、衣類についてはあくまでも未使用が軸。ですが、そう言いふれますとどうしても買ってまで持ち込んでくる方々が増えます。こうなると経済効果は出るのでしょうが、同じような品ばかりが増えてしまうという。
そこでお願いしたのが、使用回数の少ないものでも可能で洗濯済みまでを対象とします。ということに。
下着類はあくまでも未開封のみ。セーターや上着類、スカート、スラックス類は新品同様~着用回数の少ない備品を集積しました。
ユーズド品となる品もあることで、総合企画室の手法であるオリジナルの製品タグに製品の内訳が記載できるようにして、取り付けていきます。シャツやセーター、ジャケット、薄手のブルゾンまでは袋詰めして「物資支援倉庫」に譲ります。
この冬のことを考えてみると、この豪雨で山の形状もかなり変化しました。
ひょっとすると「なだれ」が頻繁に起こる地形になったかもしれませんし、山おろしの風も強風になるかもしれません。
ここまで度重なる災害が起こると、様々な想像が想定として湧き出てくるという、なんとも嫌な性(さが)が・・・。
しかしながら、怖がっていても被災地の整備が進むわけもありません。ただ、地形が変わった以上、今までとは違う場所が危険箇所になっていることも想定されるわけで、これらを確かめたうえで暮らさないと、また犠牲者を出してしまう恐れがあるんです。
今の時点のリスクは住民さんたちに伝わっているのか?が問題なんですね。
能登の地震はこれに限らず、まだ揺れ動くことは考えられているのだろうかと気がかりなところです。