ドキドキ...ワクワク

今日からポーランドに移住かあ~としみじみしながら、ワルシャワの空港に降り立った。

 

出国ゲートを出て、「ハニー会いたかった♡」なーんて言いながら夫にハグ!

という事を脳内で想像しながら、キャリーケースと一緒に歩いて出国ゲートを出た。

(夫は一足先にポーランドに帰国し、日本からの私の到着を待っていたのでした。)

 

・・・・・!? ん? あれ? なぜ? いない!!!

待ってるはずの夫がいない!  

ははーん。さてはどっかに隠れて私を驚かそうとしているな?と思い周りをキョロキョロ。

朝6時台の到着便。空港にはほとんど人はおらず、隠れる場所なんてない。

 

そうだ!フリーWifi!なんで思いつかなかったんだろう!と急いで携帯を取り出してネットに接続。

・・・・・・!?(2回目) 

なんでや。なんでやねん!と普段使わない関西弁をなぜか思わず言ってしまったほど、動揺をかくせず。

待てど暮らせどネットに接続できず。

いるはずの夫もいない。

ネットに接続できないから連絡も取れない。

携帯は日本の携帯なので電話もできない。ないないづくし。

 

そうだ!インフォメーションセンターで助けてもらおう!と思い、早速受付の女性の英語で話しかける。

‐私:「あの~すみません。何故かWi-Fiが接続できないんですけど、パスワードってありますか?」

‐受付の女性:「パスワード?あるわけないでしょ。」(日本語にすると、こんなぶっきらぼうな言い方)

‐私:「そうなんですね。でも接続できないんです。空港で待ち合わせしている夫がいなくて、連絡もとれず困っていて…。

空港内の放送とかあったりしますか?夫の名前を呼び出してほしいのですが。」

‐受付の女性:「は?そんなサービスあるわけないでしょ。私は何も助けてあげられないから。仕方なく待つことね。」

‐私:「なんちゅうふてぶてしい態度や…(心の声) わ、わかりました。ありがとうございます。」

とインフォメーションセンターでもどうにもできないことを悟り、パニックレベルが急上昇。

 

一先ず行き違いになってはまずいと、ゲートに戻ってみるも、やはり、夫の姿はない。

ベンチに座り、茫然とする。 

このまま一生夫が来なかったら...一生家族に会えなかったら...私は一生空港暮らし?なんて

負の想像力がこの時とばかりに脳内でぐーるぐる。と思った矢先、自分でもびっくりするほど大粒の涙が滝のように流れてヒックヒクと人目もはばからず泣き出してしまった。

 

こんな状況だと、荷物のキャリーケースですら唯一の仲間のように思え、愛おしくなる。

 

30分、1時間と経過... 体内にこんなに水分ってあるんだねと思うほど、ベンチに座りながら不安で泣き続ける私。

1時間半以上が経過...。あまりの号泣で顔すら上げられないまま、腕時計の針だけを眺める。

下を向いていた視界に大きな靴が映り込む。ふと顔を上げると、、、

1時間半前に見るはずだった夫の顔が超絶心配そうに私を覗き込んでいた。

 

当初予定していたハグとは違うハグをして、一気に安心感が押し寄せ、さらに泣く私。

泣きじゃくる私を見て、

夫が、「一体何があったんだ!誰かに何かされたのか!どうしたんだ!」と動揺。(あまりの様子に事件に巻きこまれたと思ったとのことw)

過呼吸気味になり、うまく説明できずベンチで休み、ことの様子を説明。

夫も、飛行機の到着時刻より前に出迎えるために始発の電車に乗って空港に向かおうとしていたものの、電車が1時間以上遅延して遅れてしまった、本当にごめんねと汗だくで弁明。

 

‐夫:「インフォメーションセンターに急いで行って日本からの到着便のことを聞いたんだけどさ、受付の女性があんまりにも態度が悪くて、ビックリしたよ~。」

‐私:「アイツだ...(失敬)あの女性に違いない...」

‐夫:「ああいう態度はポーランドでも結構レアケースだから安心してね。」

‐私:「そう思いたいわ!」

 

なんて言いながら落ち着きを取り戻し、空港を後にして家路についたポーランド初日でした。

 

ちゃんちゃん