◇「東北地方太平洋沖地震」の被害に遭われた方々への お見舞いと動物救援活動について(2011.3.16更新) |
公益社団法人日本愛玩動物協会 |
お見舞い | |
「東北地方太平洋沖地震」の被害に遭われた皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。 |
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被災動物救援活動のご報告 | |
本協会では、社団法人日本獣医師会、社団法人日本動物福祉協会、財団法人日本動物愛護協会とともに組織する「緊急災害時動物救援本部」として、被災地の行政と連絡を取り合っております。 |
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地震発生からの動物救援活動の経過 | |
地震発生直後より、緊急災害時動物救援本部(※1)の構成団体としての活動を開始。 |
1) | 活動拠点の確保 宮城県仙台市内2拠点、岩手県盛岡市内1拠点 一次的に上記拠点に物資を輸送し、ここから各地に配送を行う予定。 |
2) | 救援物資の輸送 ガソリンが入手困難なため、トラックで往復するために必要なガソリンの入手手段やルートなど、被災地への物資輸送のための方法を検討中。 |
3) | 被災地の情報収集 現地での活動を組織的に展開するために必要な被災地の情報収集。 |
4) | 今後の救援活動の内容検討 動物の一時預かりや動物保護シェルターの設置など、今後の動物救援体制の内容を具体的に検討中。 |
※1) 緊急災害時動物救援本部の構成団体 財団法人日本動物愛護協会 社団法人日本動物福祉協会 社団法人日本獣医師会 |
義援金の募集 | |
本協会では、今回の震災で被災された飼い主と動物たちを支援するための義援金を募集します。 |
加入者名:公益社団法人日本愛玩動物協会 |
ご寄付いただいた方は、本協会の機関誌にお名前を掲載させていただきますので、お名前、ご住所、お電話番号をお知らせください。 |
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ボランティアの募集 | |
救援活動開始に備え、「動物の一時預かり」「動物保護シェルターでの動物の世話」「動物や物資の輸送・運搬」などのボランティア募集を開始します。 |
<注意事項> | |
1.負担費用 | |
(1) | 活動に際しての交通費・ガソリン代:自己負担をお願いします。 |
(2) | 宿泊費:宿泊が必要な場合には、原則として自己負担にて各自でご手配いただきます。 |
(3) | 飼育費用(一時預かりの場合):フード・ペットシーツなどの消耗品の費用負担をお願いします。 |
2.円滑な作業のために | |
(1) | ボランティア保険については、加入に制限がございますので、個別にご案内いたします。 |
(2) | 原則として、事故などがあった際には自己責任となりますので、予めご了承ください。 |
(3) | 具体的な活動内容は、追って協会よりご連絡いたします。緊急災害時動物救援本部で定めたルールに従って活動いただきます。 |
(4) | 「動物の一時預かり」「シェルターでの動物の世話」ボランティアについては、その動物の飼い主が今後の飼育継続が不可能になった場合、新しい飼い主探しまでご協力いただく可能性があります。 |
3.その他 | |
18歳未満の方は、保護者の承諾書を「動物ボランティア登録用紙」と合わせてご提出ください。 |
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以上を承諾いただいた方は、こちらの登録用紙に必要事項をご記入いただき、本協会までファックスか郵送にてお届けください。 |
<ご提出先> 公益社団法人日本愛玩動物協会 〒160-0016 東京都新宿区信濃町8-1 「動物ボランティア登録」係 TEL:03-3355-7855 FAX:03-3355-7880 E-Mail:jpc@mb.infoweb.ne.jp |
メールアドレス宛に申請いただく際には、登録用紙にある必要事項をすべてご記入ください。 |
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被災地情報の募集 | |
現在、本協会でも被災地の情報を収集しているところですが、現地との連絡が困難なために、把握が難しい状態です。 |
<連絡先> 公益社団法人日本愛玩動物協会 TEL:03-3355-7855 FAX:03-3355-7880 E-Mail:jpc@mb.infoweb.ne.jp |
被災地の行政への連絡 | |
被災地の行政は、大変な混乱状態にあり、電話などが繋がりにくい状態が続いております。 |
<連絡先> 緊急災害時動物救援本部 事務局:財団法人日本動物愛護協会 〒107-0062 東京都港区南青山7-8-1南青山ファーストビル6階 TEL:03-3409-1821 FAX:03-3409-1868 |
被災地への支援物資の輸送 | |
支援物資は、必要なもの、量などを現地に確認しながら、まとめて輸送します。 |
被災地でのボランティア活動 | |
現在、被災地は余震、津波、放射能汚染などの二次災害の恐れがあります。 |
会員からの情報 |
3月15日:ペットフード・水が手に入らない、飼養動物の体調悪化などで困っているとのご連絡がありました。また、家猫の逸走なども起こっているようです。 | |
福島県 | 3月12日:福島県在住の理事にようやく連絡が取れ、近隣の方々と協力して、ペットとともに避難生活を送っていることや、水が止まっているため、温泉を汲んでしのいでいることなどを伺いました。 3月15日:原子力発電所放射能漏れ事故の避難地域拡大のため、いわき市でも屋内避難勧告が出されました。いわき市内に避難していた動物と飼い主も、おのおの遠方の親戚や福島市・郡山市など県中域の親戚などを頼り移動を開始しているとのことです。 |