半信半疑だったけど、母が言っていた永代供養の納骨堂は存在していた。
息子と2人で手を合わせた。
これがおじいちゃんだよと言ってもよく理解していない様子。本当に申し訳ない。
可能な限り月命日にはお参りに来ようと心に誓った。
母との連絡先を早々にブロックしたことを後悔した。
父の最期はどうだったのか知りたい。
聞いてから距離を置けば良かった。
いや、でも聞いたところで本当のことは教えてくれなさそう。
全く付き合いはなかったものの、叔母夫婦がお店をしていたのをなんとなく覚えていたので連絡先を調べてみた。
すぐに分かった。
早速お店に電話してみた。
歓迎されるでもなく、邪険にされるでもなく、淡々と亡くなった日のことを教えてくれた。
なんて言うか‥‥
父らしい最期だった。