SJ小説『ビタースウィート2~恋のプレビュー』
第3幕 「マルボク・スキャンダル〈ソワレ篇)」
午後3時。
昼食後からずっとやっていたストリートファイターにも疲れ、部屋から出てみる。
みんな出かけてしまい、俺とハン・ジュリの二人きりの昼下がり・・・かと思いきや、乾燥機の音が聞こえるだけで、アイツの姿はなくてホッとする。
”12階で洗濯中 ジュリ”とボードに書かれている。
テーブルの上には昼食の残りのパンが置きっぱなしだ。
昼食は、俺とハン・ジュリとヒョクヒョンの3人だった。ヒョクヒョンがなぜか人気ベーカリーチェーンのトレジュールのパンをたくさん買ってきて、あれこれ試食会のように食べさせられた。
若いヨジャの意見を聞きたいとか言って、ハン・ジュリにばかりに美味しそうな部分をやるもんだから、俺はパンの余ったはし切れの処理係だった。
まさかヒョクヒョン、パン屋でも始める気なのか?
それより、アイツ、そろそろ参鶏湯に取りかからなくていいのか?
冷蔵庫を開けると、鶏がまるごと2羽並んでお尻を向けていた。
「触んな!」
「わあっ!」
うしろから急に怒鳴られ思わず叫んでしまった。
いたのか、ハン・ジュリ。テーブルの陰にいて気づかなかった。
しかもなんで股割りでストレッチしてるんだ?
カラダ柔らかすぎだろ?
「今朝、朝市で買ってきたんだ。触るなよ」
「誰がこんなブツブツが不気味なのを触るか!」
そんな俺の言葉を無視して、ハン・ジュリは立ち上がっておばちゃんのレシピをゆっくり読み上げる。
「もち米を水につける・・・これは昼にやった。次・・・ひな鶏のお尻から、なつめと栗を先に詰めて、首の穴を塞いでから水をきったもち米を・・・」
それからハン・ジュリは手を洗うと、冷蔵庫から取り出した鶏とにらみ合う。
「こ、コメがパラパラで・・・詰めにく・・・い・・・」
必死に一羽の鶏と格闘しているのを見かねて、俺は自然ともう一羽を見よう見まねで詰めてみた。
これでもかってくらいにパンパンにもち米を詰めてみたが、なかなかいいできだ。
初めは気持ち悪いと思っていたひな鶏が、なぜかすでに愛おしい。
「俺のひな鶏さんのほうが絶対に上手くできたな。脚の組ませ方とか色っぽいだろ!」
「どこがだ? ぜってえアタシのひな鶏様のほうが詰め加減が完璧だ!」
これを寸胴鍋ってやつで一時間ぐつぐつと煮るのか・・・。
それから自分の部屋でゲームをやっていても、なんか気になって何度も鍋の中を覗きに出て行くと、ハン・ジュリも一緒になって覗き込み、順調な出来加減に二人でニンマリするのを繰り返すこと一時間。
ピピピっとタイマーが鳴った。二人してまた鍋を覗き込んでニンマリする。
「次はどうするんだ?」
「えっと・・・土鍋にお腹を上にしてひな鶏さんを入れて・・・」
ハン・ジュリが土鍋を火にかけて、鶏を入れて、スープを少し入れたとき、俺の携帯が鳴った。
見てみるとリョウギからだ。
「リョウガ?」
『キュヒョナ! 飛行機飛ばないって! どうしよう!』
「は? 飛行機使う気だったのか? 今どこだ!?」
『光州空港の前! なんでだか閉鎖になった!』
「閉鎖? カンイニヒョンは一緒にいるのか?」
『いるよ!』
すぐにネットで調べると、”光州空港に爆破予告電話?”的なツイがガンガンに上がっている。
これは再開はないな。
16時過ぎか。
まだ鉄道で間に合う時間だな。
KTXは・・・光州駅より光州松汀駅・・・いや、長城駅のほうが早い。
「リョウガ! すぐにタクシーで長城駅に向かえ! 16:50発に乗れば龍山駅に19:25に着く。収録には間に合うだろ!?」
『うん! あ、ジュリさんに明日会えるの楽しみにしてるよ~って言っといてよ!』
何を楽しみにしてるんだか。
期待を裏切られるとも知らずに。
「わかったから切るぞ!」
『キュヒョナ!』
「カンイニヒョン!?」
『参鶏湯、俺らの分残しとけよ!』
「はいはい、わかってますって!」
『あ、キュヒョナ!』
「なんなんだ、リョウガ!」
『サランヘ~♥』
「ああ、俺もだ! わかってるから早く切れ!」
・・・疲れた。
まったくスマホ持ってんだから自分たちで調べれば済むことだろうが。
カンイニヒョンがついていながら何やってんだか。
だいたいなんで飛行機使うんだよ!
木浦空港が旅客機発着してたときなら早かったけど、今は光州空港までしか飛ばなくなったんだから、かえって鉄道乗り換えとか時間もかかって面倒なのに。
「大丈夫か? 見舞いに行ったせいでこんなことに・・・」
「わっ!」
振り返ると目の前にハン・ジュリの顔があって驚いた。
こんな至近距離だと、アイメイクのすごさもさることながら、今日はTシャツ姿の若いヨジャ感満載なハン・ジュリに冷静ではいられない。
俺だって普通のナムジャだ。
昨夜の感触を思い出し、若干、おかしな気持ちになったりして・・・。
「大丈夫なのかって聞いてんだろ!」
「だ、大丈夫だろ! ただでさえ暑いのに、こんなに寄るなよ!」
「す、好きで近寄ってんじゃねえよ! 電話の内容が気になっただけだろが!」
「キム・リョウクがオマエに会えるの楽しみにしてるってさ!」
「は? おばちゃんの様子とか言ってなかったのか?」
「え? そ、それは帰ってから聞くけどさ、・・・今それどころじゃなかっ・・・ん? なんか焦げ臭くないか?」
「あーーーーーっ!」
火にかかってる土鍋から煙があがっている。ハン・ジュリが駆け寄り火を止め、覗き込む。
「焦げた・・・」
「嘘だろ!」
覗きこむと、俺が丹精込めて詰め込んだほうの鶏が入っていて、表面が黄色くカピカピになっていた。
慌てて手で取り出そうとすると、下の部分が焦げ付いた鶏は無残にも上だけめくれて中の硬くなった米が散らばった・・・。
「よりにもよって俺のひな鶏さんが・・・」
「悪い・・・」
「悪いじゃないだろ! なんで俺のほうを先にやったんだ!」
「だから謝ってんだろ!」
「謝れば戻ってくるのか、俺のひな鶏さんが!」
「だってじゃあどうすれば・・・」
ハン・ジュリの目からポロリと涙がこぼれた。
「わーーーー! 泣くな! おい、泣くなってば!!」
そこへ携帯の着信音が鳴り響く。
チャンミニからだ。
この取り込み中に!
「なんか用か!?」
『なんか用かじゃないだろ。今夜一緒に参鶏湯食べる約束しただろうが』
「は? おまえまだ東京だろ?」
『とっくにソウルだよ!』
「10時頃帰ってくるから一緒に参鶏湯を食べに行けないって、一昨日の打ち上げパーティーで言ってなかったっけ?」
『午前の10時頃に帰ってくるから、一緒に参鶏湯を食べに行けるって言ったんだ! 旨い店、予約してあるから早く出てこいよ! どうせゲームばっかやってたんだろ』
やば、聞き間違えたか・・・。
あんとき、結構飲んでたからな。
しかし、俺の鶏を焦がして落ち込んでいるジュリをおいて行くのか?
ただでさえ、洗濯の失敗で元気がなかったところへ、俺が執拗に追い込んで泣かせて・・・。
ヨジャを泣かせる最低なナムジャに成り下がった俺・・・。
進歩ないな。いつかユイにも同じようなことしたっけ・・・。
俺は結局、チャンミニの誘いを断った。俺が行かなくてもミノやジョンヒョニがいる。
だけど俺が行ったらハン・ジュリは一人ぼっちだ。
ジュリ篇
キュヒョンさんは、誘いの電話を”ゲームをやりたいから”と言って断った。
よっぽどゲームが好きに違いない。やったことのない私には到底理解できないことだ。
「ふぁ・・・。眠たくってあくび出るな。泣くわけないだろ、あれくらいのことで!」
泣いたことが恥ずかしくてあくびでごまかしてみる。
「可愛くないな・・・ったく」
ベタな演技が見破られて余計に恥ずかしい・・・。
「えっと、おばちゃんのレシピ・・・あっ!」
「なんだよ」
「・・・土鍋で煮るのは食べる前でよかったんだ・・・」
「ふうん。じゃあ6時に食べようか。それに合わせて土鍋で煮といてよ」
「ふ、二人で食べるのか!?」
「一羽で二人分なんだから当たり前だろうが」
そうだけど、二人っきりで食べるのはなんだか気まずい。
でも、一人きりよりはずっといい・・・。
キュヒョンさんはまた部屋に閉じこもってしまい、私はレシピにあった副菜をなんとか作ってみた。
5時半になり、土鍋で煮立つ音を聞きながらダイニングテーブルに腰かけていたら、睡魔が襲ってきて・・・。
「おい、参鶏湯!」
叫ぶ声で目が覚め、反射的に立ち上がって火を止めフタを・・・。
「アツっ!!」
「オマエ、バカ!」
キュヒョンさんは私の右手首を掴むと、迷わず指を口に含んだ。
頭が真っ白になった。
何?
今、何が起こってるの?
私の指に、彼の温かな舌が触れる・・・。
しばらく彼はそうやって、私の右手の指を一本一本を口に含んでいく。
その行為が、ワケがわからないくらいカラダの中を溶かしていく・・・。
それから水道の水を出して私の右手を突っ込んだ。
冷たい水を感じるけど、さっきの溶けるみたいな感覚からは醒めない・・・。
「これで大丈夫だ。このまましばらく流水につけとけば・・・うちのオンマは、子供のときいつもこうやってくれて、水ぶくれになったこともないんだ・・・」
キュヒョン篇
何も言葉を返さないハン・ジュリの顔を見ると、焦点の定まらない目で俺を見上げていた。
赤いルージュの唇は少し開いていて、濡れた舌先がチラリと見える・・・。
あれ、なんかおかしな気分になってきた・・・。
ハン・ジュリは厚底の健康スリッパを履いているせいで、唇は少しかがめば簡単に奪えるほど近い距離にあった。
そうすることが自然に思えて、身をかがめていく・・・。
いいのか・・・こんな成り行きに流されて・・・。
だけどこういうときにはたいてい電話が鳴って・・・。
そう思ったとたん、胸ポケットに入れてあった携帯の着信音が嘘みたいに鳴り響く。
ハン・ジュリはとっさに俺から離れると背中を向けて手を流水につけた。
俺は急いで携帯に出た。
『オッパ~! もう! 日本から帰ってるのに電話もくれないんだから!』
「ハ、ハナ!? ごめん、あ、えっと、そうだ、お土産渡さないとな!」
『それもそうだけど、話があるから早く会いたいの!』
「あ、明日でいいか?」
『今、オッパの宿舎のエントランスなんだけど』
「は? 嘘だろ? それはまずいだろ」
『おばちゃんがいる時間だからいいでしょ? 早く話したいんだもん!』
「じゃあ、俺が出て行くからそこで待ってろ!」
『もう来ちゃった♥』
「ド、ドアの前にいるのか?」
なんだこの鉢合わせ的なシチュエーションは!
別にやましいことは何も・・・いや、あるか?
どっちに対してなのかよくわからないが!
「アタシ、どっかに隠れてればいいんだろ?」
「え?」
「誤解されたくねえって顔してるからさ、ここでいいか?」
言い訳する間もなくハン・ジュリは俺とソンミニヒョンの部屋に入っていった。
急いで玄関ドアを開けるとハナが抱きついてきた。
「オッパ~!」
「ど、どうした?」
なんかいつにも増してテンションが高い。
「オッパ~聞きたい?」
「ああ、でもそれより、どうやってここまで上がって来れた?」
「前にソルリオンニと来たときみたいに、守衛さんに合言葉を言ったら通してくれたの」
ヒチョリヒョン、守衛を買収でもしてるのか?
それより、早くハナを帰らせないと。
「あ、日本で買ってきたぞ、くまモングッズ」
「うそ! どこ?」
やばっ! 俺の部屋だ。
「ちょっとここで待ってろ! 取ってくるからな」
部屋に入って素早くドアを閉める。
ハン・ジュリは俺のベッドに腰掛けていたのか、慌てて立ち上がった様子だ。
「あ、全然そこに座ってていいから」
俺がくまモングッズの袋を持って出ようとしたところに、いきなりハナが入ってきた。
「オッパー、おばちゃんは?」
「ハナ? わーーー! ちらかってるから見るな!」
ハナの背中を押してリビングへ出る。
「おばちゃんは12階にいるよ。それより、くまモンタオルだろ、くまモンホルダーだろ、くまモントートバッグだろ、まだまだ入ってるぞ!」
「かっわいい! オッパありがと♥」
「そ、それで、話ってなんだよ」
ドアが10センチくらい開いたままなのが気になる。
「うん、実はね、あたし、デビューできることになったの!」
「ホントか?」
「うん! でもね、まず日本でデビューして活動するんだって!」
「おまえ、ネイティブだから日本語は心配ないな。メンバー何人だ?」
「5人よ。エプのオンニたちが先に日本デビューするから、妹分のユニットとしてなの! オンニたちと一緒に活動もできるみたいだから嬉しくって!」
「そうか、よかったな! あ、だからユイヌナは、日本へ行かなかったのか? 契約があったからか?」
「だってあたし未成年だから、親が立ち会って契約しなきゃ」
「ソンミニヒョンのミュージカルをキャンセルしたのもそのせいか?」
「そうなの! ちょうどレコーディングと重なっちゃって。でもあたしの席、代わりの人みつかったんでしょ? オンマがどんな人か楽しみって言ってた。どんな人? いくつ?」
「え? さ、さあ・・・」
ハン・ジュリに聞こえてるかもしれないと思うと、慎重になる。
「な~んだ。そうそう、今、オンマのマンションにソンミニオッパが来てるの。昨日も会ってたし、もう早く結婚しちゃえばいいのに!」
あんまり大きい声で言うな~と心で叫ぶ。
ハン・ジュリに聞かれたら困る。
「そんな簡単なことじゃないだろ。それは二人がよくわかってることだ」
「そうだけど・・・。あれ? 参鶏湯の匂いがする! マルボクなのに、あたしまだ食べれてないの。チャニョリオッパと約束してたのに、急に行けなくなったってメールがあって」
あ、チャニョリのやつ、真に受けたのか。
案外根性ないな。
「参鶏湯、あたしも食べていい?」
え?
ハン・ジュリと一緒に頑張って作った参鶏湯だ。
二人で食べる約束だけどダメとは言えない・・・。
ハナは「なんか不思議な味がする」と言いながらもハン・ジュリの作った”ひな鶏様”を残さず食べて帰って行った。
「おい! 帰ったからもういいぞ!」
部屋を覗くが返事がない。
それもそのはずだ。
ハン・ジュリは俺のベッドで眠ってしまっていた。
慣れない家事で疲れたんだろう。
よかった、ハナとの話、聞かれてなかったみたいだ。
ぬいぐるみを抱いて目を閉じて眠った顔は、厚化粧でも幼く見えた。悪いヤツじゃないのはわかっているが、しゃべるとどうしても喧嘩口調になってしまう。
眠ってる顔を見ながら、前にもこんなことがあったなと思い出した。
あのときは、ユイが眠ってるのをいいことに額にキスをしたんだ。
ヒョンの想いビトだと知っていながら・・・。
どうかしていたな、あの頃の俺は・・・。
っていうかさっきもハン・ジュリと間違いをおかすとこだった!
完全にどうかしていた。
アイツの毒気にあてられたみたいだ。
「おい! ハン・ジュリ! 起きろ!」
ジュリ篇
「な、何? ここどこだ?」
飛び起きてキョロキョロしてみせる。
「ここは宿舎の俺の部屋。ちなみにこれ、俺のベッド」
「は? う、嘘だろ? なんで?」
ぬいぐるみで口元を隠してうろたえてみせる。
「寝ぼけんなよ。もう客は帰ったから出ていいぞ」
記憶をたどるような表情のあと、ハッとしてみせる。
「そ、そっか・・・」
ベッドを慌てた感じで降りると、計算外にも足元がふらついてしまう。
次の瞬間には、また目の前に彼の顔があった・・・。
私の背中には彼の腕がまわされ、支えられている。
心臓が早鐘のように鳴る。
「慌てるなよ。またケガするぞ」
そっけなくかわされ、彼の腕は私のカラダを起こすと同時に引っ込められた。
何、期待してたんだろう・・・恥ずかしさで逃げ出したいくらい。それをごまかすためにも演じるしかない。
「は、腹減ったな」
さっきのめちゃくちゃキレイなコと食べてしまったのは知っていた。
だってところどころ、話は聞こえていたから。
眠っていたのはもちろん演技だ。
「じゃあ参鶏湯食おう」
え? あるの?
土鍋を覗くと、私の”ひな鶏様”は縦半分の姿となって残っていた。
「さっきの客に半分出したから、残りを半分にするけど、いいだろ?」
「なんだよ、アタシの”ひな鶏様”だったのにさ」
「うるさい。俺の”ひな鶏さん”を焦がしたのは誰だよ」
「じゃあ仕方ないから半分やるよ、アタシの”ひな鶏様”を!」
「あ、俺、モモ肉、食べるからな」
「信じらんねえ! アタシもモモ肉が食いたい!」
「おまえは手羽とムネ肉な。美容にいいだろ?」
「アタシには必要ねえよ!」
そんなふうに言い合いながら食べるマルボクの夜。
「そういえば、さっきのやけど、大丈夫か?」
「なんてことないのに、アンタが騒いだだけだろ」
「見せてみろよ」
彼の手が伸びてきて、私はあわてて手をひっこめる。
「俺の応急処置がよかったからなんてことなく済んだだけだろが!」
「ふ、普通あんなことするかよ!」
「なんだよ! 悪かったな気持ち悪いことしてさ!」
「そ、そんなこと言ってねえ!」
「はっきり言えばいいだろ気持ち悪いって!」
「だから気持ちよかったってば!」
思わずそう叫んでしまってすぐに後悔した。
私の顔はきっと真っ赤になってるけど、それ以上に彼の白い肌が首まで真っ赤になっていったからだ。
「何? なにが気持ちよかったんだ?」
キュヒョン篇
俺とハン・ジュリは同時に声のほうを見る。
「腹減ったんだけど、俺の参鶏湯は?」
そこにはカンイニヒョンが無害な笑みを浮かべて立っていた。
「お、おかえり・・・カンイニヒョン・・・」
こうして、俺とハン・ジュリのスキャンダラスなマルボクの一日は終わりを告げた・・・。
第4幕「奈落の二人」につづく・・・
SJ小説『ビタースウィート2~恋のプレビュー』目次&登場人物
SJ小説『ビタースウィート~ヌナと呼ばないで』全20話 目次&登場人物
コメント・感想をお待ちしています![]()



