おはようございます

久々の台風があっという間に駆け抜けて行きましたね

皆さんお住まいの地域は大丈夫でしたでしょうか?
FaOIが終わり、結弦くんファン的には本格的な砂漠期間到来かと思われましたが、有難い事にここ数日たくさんの良記事が上がっていますね

お馴染みP&Gさんの毎月恒例マイレピ、ベースボールマガジン社のWEBコラム、そして、音響デザイナー矢野桂一さんに関するいとうやまねさんの記事。それぞれ独自の切り口から結弦くんやフィギュアスケートを深掘りしていて、どれも読み応えがありました。
いずれも共通して感じたのは、読者が読みたいものは何か真摯に考え、ニュートラルかつ的確な表現で今まで知らなかった事を浮き彫りにしてくれていること。そして選手や関係者に対するリスペクトが感じられること。これぞ正にプロフェッショナルといった印象です。
そんなプロの方々の良質な記事をいくつか読むことで、結弦くんを支える環境や、Hope&Legacyの生い立ちなどについて、改めて立体的に浮き彫りになった気がします。
前置きが長すぎましたが、その幾つかの記事はこちらです。既にご覧になっている方も多いかと思いますが、敢えてこの順で読んでみると、なかなか面白いかもしれません。(そこそこボリュームがあるので、お時間のある時にでもゆっくりどうぞ

)
1. P&G マイレピ
P&G製品特別インタビュー YUZURU'S
プライベート前編「カナダ トロントでの生活」
(要会員登録)
2. VICTORY
羽生結弦が自らのスケート人生を投影したFS/『Hope & Legacy』
これは4月に公開済みの記事ですが、3.の記事公開に合わせて改めて話題になっています。
3. VICTORY
音響デザイナー・矢野桂一が紡ぐ『フィギュアスケート音楽』の世界(前編)
4. ベースボールマガジン WEBコラム
羽生結弦を応援する人には
どんな傾向があるのか考えてみた
マイレピでは、カナダで豊かな自然に囲まれた生活を送っていること、また毎日の食事などお母様の献身的な支えがあり、結弦くんも大変感謝していることが書かれていました。
次の2.の記事は今年4月に出ていた記事で、Hope&Legacyについて書かれたものです。この記事、自分は見逃していて今日ネットで出回っているのを見て初めて気付きました。
杜の都仙台で育った結弦くん。カナダ程ではないとは言え、自然に囲まれて育ったその経験が土台にあったからこそ、Hope&Legacyが生まれたのかもしれません。
今まで自分の中で、Hope&Legacyの表向きテーマは「自然を表現」、裏テーマは「羽生結弦のスケート人生」と勝手に理解していました。そしてその2つはなかなか自分の中で結びつかなかったのですが、ここに来て今更急に結びついた感じがしました。
2つ目の記事内容と被りますが、川は最初小さな湧き水から始まり、山間を小川として流れ、徐々に川幅を広げ最後は海へ流れ出る。海の水は蒸気となり、雲になり、雨として降り注ぎ、それがまた川になる。
それはまるでスケート人生のよう。スケートを始めた頃の湧き水のような自分。小さくか弱いけれどとてもピュアな自分。そこからどんどん成長し、様々な激流濁流も経験しながら大海に注ぐ。そしていつかその流れが次の世代に繋がって生まれ変わる。
結弦くんは「自然」を特に川と限定していた訳ではないと思いますが、ヘルシンキ世界選手権で「川にとぷんと浸かった感覚」になったのは正にHope&Legacyの世界に入りきったのはないでしょうか。まぁ、全て妄想ですが、そう考えるとかなり面白くなってきます(笑)
そんな事を思いながら3つ目の記事を読むと、今度は久石譲さんの楽曲を使用する際のエピソードが載っています。当初使用許可を得るのに難航したようですが、矢野桂一さんや関係者の尽力もあり、最終的には使用許可がおりたとのこと。曲が決まったとき、久石譲さんのサイトでは簡潔ながら温かいアナウンスがされていたようです。
2つ目と3つ目の記事を読むと、シーズン中なかなか結果が現れなくても、結弦くんがHope&Legacyを変えなかった理由が分かる気がします。五輪前、自由に表現できるラストチャンスかもしれない昨シーズンに、どうしてもこのコンセプトを表現したかったのかもしれませんし、苦労して使用許可も取ったというのも影響しているのかもしれません。
そんなHope&Legacyが、最後の最後、森と湖に囲まれたヘルシンキで完結。それを余すことなく忠実に伝えてくれたフィギュアスケートマガジン。
4.は雑誌のヘルシンキワールド特集の編集後記のような記事ですね。フィギュアスケートマガジンのヘルシンキ特集、物凄いボリュームでしたが、買ってから一気に読んでしまいました。変な煽りや憶測なく、ありのままを伝えようとするその姿勢に本当に感謝です。
「ファンはどういった人達なのか」。マーケティング的にある意味当たり前とは言え、そのような発想をして頂ける時点で本当に有難いですし、こちらもそういう雑誌に対してお金を払いたいです。
「次はノーミスします。そうじゃないと…そうじゃないと…」
プロフェッショナルな皆さまのお仕事を拝見し、自分も仕事頑張ろうと思いました(笑)
皆さま、ここまで長文お付き合い頂きありがとうございました!
今日も1日頑張りましょう

(お写真お借りしております)