昨日、急に暖かくなったから、息子さんと梅を見に行ったの。
まだ咲き始めたばかりだったけど、
私は梅の蕾が好きなのでね。
満開になるころまた行こうね。
息子さんがだんだん明るくなってきた。
先日、楽しいことがあったの。
お風呂上りに、髪をお団子にしてみたんだよね。
私は髪を伸ばして、頭の上に桜餅のようなお団子を乗せるのが目標だから。
まだ、長さが足りないのだけど、少し上の方でお団子ができて、
鏡で見ると、少しだけ小さなお団子が顔を出していた。
「息子さん、見て見て。
前からお団子が少し見えるくらいになったよ」
「いいね」
「あと一年くらいかな」
「そうだね」
「今年のお花見には間に合わないね」
「そうだね」
「来年の春には、頭の上に桜餅が乗ってるよね」
「そうだね」
「桜餅持って、お花見に行こうね」
「いいね」
「桜餅頭に乗せて、桜餅買って、桜を見ながら食べようね」
「ははは、何それ」
あ、息子さんが笑った。
「山に登って、頂上で桜を眺めながら桜餅食べようよ」
「楽しそうだね」
「桜餅を頭に乗せたお母さんと、桜を見ながら桜餅食べるんだよ」
「面白そうだね」
「間違えてお母さんの桜餅食べちゃダメだよ」
「はははは…」
息子さんがおなかを抱えるほど笑ってた。
息子さんの笑った顔はなんて可愛いんだろう。
小さい時からよく笑ってて可愛かったんだ。
今でも可愛いね。
息子さんが笑ってくれるなら、
お母さんはいくらでも頭に桜餅を乗せるよ。
今日もいい一日でした。
それではまた。

