やっと
この手に、取り戻した
君の温もり

俺の全身を
柔らかく包み込む
君の香り

ひとり取り残された
あの部屋の冷たさは
今だに
棘となって
俺の胸に刺さっている

もう二度と離さない

そう
心に決めて
新しい道を君と歩きだす

今迄
避けてきた道だけど
君を守るためなら
どこへでもいく
なんでも出来る
それくらい
かけがえのない君なんだ

後ろから
抱きしめた君の首筋に
顔を寄せて
君の香りを思いきり嗅いだ

胸がいっぱいになって、
もう我慢できない

君を抱き上げて
寝室へと運ぶ

あの時、触れた温もりを
ずっと忘れられなかった

今、目の前に
君がいる幸せを
どうやって表せば
君に伝わるだろう

重なり合う、体と心

指に触れる肌に
唇に
全ての思いを込めて
君を愛したい

愛してる
そう囁きながら
口付けを落とす

白い肌に
赤い花が咲いていく


愛してる
君の全ては
俺のもの

そして
俺の全ても
君のものだよ


今、この瞬間に

そして、これから、永遠に

君を愛してる