本格的な冬の到来…
シングルなレィディにはなんとも愉快とは言えなくもない季節。
「いや~、私、同類と呑み明かすわ!ハハハハハ…」
良い友人に恵まれた幸運に、彼女たちの本心はいかほどか…
私はと言うと。
お勤め先の名古屋駅周辺はどえらいことになってます。
駅にそびえ立つ巨大なクリスマスツリーと、街を飾るイルミネーションたち。
素直に綺麗だ…
子供の頃。お父さんが客間に飾ってくれた、私の視線の位置と変わらないくらいの電飾がピッカピカするクリスマスツリーを想う…
あの頃は。なんてのは追憶のカナタ。
今、目の前の巨大なツリーを見ても季節感を憶える程度か…
それでも街を彩るあのイルミネーションには感動やら夢や幸福感の中に隠れてそれらを願わない、もっと言えば拒絶するマイノリティの漆黒の感情がコートのすそから時折ハラリ見え隠れする。なまじっか派手で能天気な輝に、それは私の無意識をチクリチクリと刺して、ツリーを見上げる大勢の中でより孤独を自覚させる。
仕方ないんだよね。
友達でも横にいてくれたらね。
ただただ「共感」が欲しい…
いきなりですけど「ゼクシィ縁結び」の人と会うことになった。
歳は40歳。歳下とのデートなんていつ以来かしら。
なんだか必要以上に文面からはオドオド感が滲み出ているけれど、これも縁のもの。
もうクリスマスまえは…なんて考えてないしね。
ただね欲しいのは、その頃ツリーから門松に変わっててもいいから「心
を共感出来る人」。もちろん生きてきたバックグラウンドが違うんだから、歳を重ねて凝り固まった同じ価値観を今頃求めない。ただ、「気持ちくらいは共有したい」。
オドオドしててもイイし、オタクでもイイ。
今年とは言わない。来年くらいには電飾されたクリスマスツリーを見て、言葉もいらない。
ただ「綺麗」って共感したい。
な~んてね。
ベランダから見える夕暮れの空見てたらそんなこと思っちゃったワケよ…