卵巣をひとつ失って気づいた「血糖値の乱れ」
〜40代の私が始めた体と心の整え方〜
今日は、私が30代の頃に経験したある出来事と、そこから気づいた「血糖値の乱れ」について書いてみたいと思います。
手術で卵巣をひとつ摘出した私の、その後
30代のとき、ある理由で卵巣を一つ摘出する手術を受けました。
手術を受けた当時は、ちょうど出産も重なっていて、毎日が目まぐるしく過ぎていく中、特に体調の変化を気にかける余裕もありませんでした。
けれど、数年が経ち、少し自分の体に目を向ける余裕ができてきたころ──
ふと気づいたんです。
・疲れやすい
・空腹時にイライラする、手が震える
・夕方になると甘いものが無性に食べたくなる
あれ? これってもしかして…と気になり始め、調べていくうちに辿り着いたのが、
「血糖値の乱れ」でした。
卵巣って、ホルモンだけじゃなかった!
実は、卵巣って“生殖のため”だけの臓器じゃないんですよね。
エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンをつくるほかに、
血糖値の安定にも関わる大事な役割を担っています。
卵巣が一つになると、ホルモンバランスが微妙に崩れやすくなり、
それに引っ張られて、血糖値を下げるホルモン「インスリン」の働きも不安定になりがちなんです。
つまり、血糖値の上下動(乱高下)が起こりやすい体質に変わってしまう可能性があるということ。
これは、思っていた以上に日常に影響を与えました。
「血糖が安定しない」と、こんなにしんどい
✔ ごはんのあと、眠くてたまらない
✔ 少し空腹になると不安やイライラが出てくる
✔ 夕方になると甘いものが止められない
✔ 夜中に目が覚めて、朝がつらい
まるでジェットコースターみたいな1日。
「年齢のせいかな」「更年期の始まりかな」と思って見過ごしていたけれど、
本気で整えないと、毎日がつらいまま続いてしまう…。
そう感じて、私は「血糖値を安定させる」暮らしに切り替えることを決意しました。
私が取り入れている5つの“血糖安定習慣”
ここからは、私が実際に取り入れてよかったと感じている習慣をシェアします。
① 朝ごはんは絶対に抜かない!
朝イチの空腹は、低血糖になりやすいタイミング。
私は、卵や納豆、ヨーグルトなどたんぱく質中心の朝食をしっかり摂るようにしています。
朝ごはんは「今日の血糖値を守る防波堤」!
② 朝と夜にプロテインをプラス
朝食や夕食後にプロテインドリンクを習慣にしています。
夜の低血糖や、日中のエネルギー切れを防ぐのにぴったり。
プロテインは私の“体調のお守り”です♪
③ 間食は「甘いもの」じゃなく「たんぱく質」
ナッツやチーズ、プロテインバーなどを持ち歩いて、
甘いお菓子に頼らない間食を意識。
特に15時のおやつタイムにたんぱく質をとると、夜まで安定します。
④ 鉄とマグネシウムのサプリを味方に
血糖を安定させるためには、鉄とマグネシウムが欠かせません。
どちらも40代女性に不足しやすいミネラル。
私はサプリでしっかり補っています。
⑤ 夜の「甘い誘惑」は温かい飲み物で回避
夜に甘いものを食べると、翌朝がだるい…という悪循環。
私は夜ごはんのあとにハーブティーやノンカフェインコーヒーを飲んで、気持ちを切り替えるようにしています。
血糖を守ること=未来の自分を守ること
「卵巣が一つしかない」ことを受け入れたとき、
私は同時に「これからの体をどう守っていこう?」と考えるようになりました。
血糖が安定すると、心も穏やかに。
疲れにくくなって、毎日が過ごしやすくなっていく。
それはまるで、「体の土台が整う」という感覚です。
同じように、不調やゆらぎに悩んでいる方がいたら、
ぜひ、今日からできることを始めてみてくださいね。
私もまだまだ模索中ですが、
これからも“体と心を整える”暮らしを続けていきたいと思います。
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🔸あなたの体にも、きっと合う方法があるはず。
🔸40代からの「セルフケア」、一緒に探していきましょう。
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