「30代の私を、40代も続けていたら壊れた。

ママたちに訪れる“無理が効かない”瞬間」




「まだやれる」「もうひと頑張り」
そうやって走り抜けた30代。
家事に育児に仕事に、毎日フル回転。
自分のことは後回しで、“とりあえずなんとかする”を武器に乗り切ってきた。


でも、40代に入って突然、その「なんとかする」が効かなくなる日がやってきます。
体が重い、気分が上がらない、寝ても回復しない。


この記事では、私自身の経験をもとに、
なぜ40代ママが30代と同じ生き方を続けると壊れてしまうのか、その背景と対処法をお伝えします。
これは、「まだ大丈夫」と思っているあなたにこそ届けたい話です。




30代の勢いで走り続けた「頑張り方」が通用しない



30代の私は、常に何かに追われていました。
仕事をしながら子どもを育て、家のことを回す。
寝るのは深夜、朝は6時前に起床。
体力勝負の日々だったけれど、「やるしかない」という気持ちで突っ走っていた。


当時は、頑張ればなんとかなると思っていたし、実際にそれで回っていました。
疲れても一晩寝ればなんとかなる。
ちょっと無理をしても、あとで取り返せる自信があった。


でも、40代に入って半年ほどたったある日、急に体が動かなくなりました。
目覚ましが鳴っても起き上がれない。
頭がぼーっとして、体中が鉛のように重い。
子どもの朝ごはんの用意さえ、気力が湧かない——そんな日が突然やってきたのです。


「これくらいで休むなんて甘えかな」と思う自分もいました。
でも、同時に「このままじゃ壊れる」と、体が本気で訴えているのがわかりました。




身体の“変化サイン”は、静かに、でも確実にやってくる



40代の変化は、ある日突然ではなく、じわじわと静かに進行していたのだと思います。


🚨朝のだるさが抜けない
🚨PMSがひどくなった
🚨寝つきが悪く、夜中に何度も目が覚める
🚨風邪をひきやすくなった
🚨肌の乾燥が酷くなった


ひとつひとつは些細なこと。
でも積み重なると、生活にじわじわと影を落としていきます。


ホルモンバランスの変化に加え、自律神経の乱れや血糖値の変動、慢性的な栄養不足がこうした不調の引き金になっていることも。


「もう年だから仕方ない」と済ませず、「なぜこんなに疲れるのか」「なぜこんなに気分が落ち込むのか」と体の声を拾うことが、40代の健康を守る第一歩だと実感しています。




「気合いじゃ戻らない」心の不調と向き合った日



身体の不調に加えて、40代に入ってから特に顕著だったのが「感情の波の激しさ」でした。


泣きたくなるような不安に突然襲われたり、子どもの些細な一言に必要以上に反応してしまったり。
そのたびに「なんでこんなに苦しいんだろう」と、自己嫌悪に陥りました。


今思えば、これもホルモンバランスや神経伝達物質の乱れによるもの。
エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが減少することで、セロトニンの分泌が減り、感情が不安定になりやすい時期だったのです。


30代の頃は「気合いで乗り切る」ことができたかもしれません。
でも40代は、むしろ「気合いを抜くこと」が必要なタイミング。


“がんばる”より、“ゆるめる”。
それが、心を守るためのキーワードだと学びました。




40代の体に必要な“休息と栄養”の新ルール



40代を元気に乗り越えるためには、まず「回復力」を取り戻すことが大切です。

そのためには2つの視点が必要です。


【1】“意識して休む”という習慣を持つ

30代までは「時間ができたら休もう」と思っていたかもしれませんが、40代からは「意識的に休息を確保する」ことが必要です。

✅夜10時までには布団に入る
✅スマホを寝室に持ち込まない
✅一人時間を“予定”として確保する

これらはすべて、心と体の回復を促す具体的な手段です。



【2】“補う栄養”を意識する

分子栄養学の観点では、40代の女性は慢性的に鉄、たんぱく質、ビタミンB群、マグネシウムが不足しがちだといわれています。

毎日バランスよく食べているつもりでも、消化吸収力が低下しているために“吸収できていない”ケースも多い。

私自身、栄養状態を見直してサプリを取り入れたことで、風邪をひきにくくなり、朝のダルさが数段ラクになりました。




「私を優先する」ことが、家族を守る選択だった



「自分のことを一番後回しにするのが、いい母親」
そう思い込んでいたけれど、それは違っていました。


私が心身ともに限界を迎えたとき、家庭全体の空気がどんよりと重たくなったのを感じました。


子どもにも伝わってしまうし、夫にも気を使わせてしまう。
「私が元気でいることが、家族にとっての安心なんだ」
そう気づいてからは、“私を優先する”ことに罪悪感を持たなくなりました。


今は、無理して全部やろうとせず、「今日はできることだけやればいい」と自分に声をかけています。




まとめ



30代の延長線で40代を走り抜けようとすると、必ずどこかで心と体が悲鳴を上げます。
大切なのは、「変わった自分」に気づき、ケアの仕方をアップデートすること。


まずは今日、5分でもいいので“自分のための時間”を確保してみてください。
あなたが元気でいることが、いちばんの家族貢献です。



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